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ゲームや漫画やアニメの感想を垂れ流します

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子供向けのディフォルメキャラが活躍するアニメな割に死亡描写に容赦がないですよね。番組開始当初は飽く迄「三国志(演技)」を元にした、正義漢主人公劉備の立志伝くらいのつもりで見始めたのですが、舐めていたとしか言いようがないです。孫堅、孫策辺りは孫権の成長の為に死亡止む無しにしても、味方キャラをこんなにバッタバッタと殺していくか・・・。そうなると関羽とかのアレもやるんでしょうか。でも流石に土曜日朝で〇〇チョンパはやれないかな?

 
 
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てっきり前回呂布にやられて死んだものだと思っていた公孫瓚の兄貴は生きていました。意外と城の中は綺麗で敵に攻め込まれた様子もありません。公孫瓚をゆっくり休ませるだけの余裕があった事自体意外でしたが、袁紹は結構のんびり屋さんですね。悠長だなぁ。
 
 
 
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前回はイメージ映像っぽかったのですが、今回は易京楼の破損具合が映し出されました。壁の一部が破壊されそこから敵が要塞内に入り込める様な状態になってしまっていました。
 
 
 
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呂布は公孫瓚の敗北の確定を確信すると、この後袁紹がどうするのか、公孫瓚がどうなるのかも見届けようともせずこの戦場を去ろうとします。今お前は袁紹の武将じゃないのか。勝手にこの場を後にして良いものなのか。というか、そもそも呂布がどういう立ち位置で袁紹と一緒にいるのかもよく分からないのですが。正式な地位を貰った武将?一時的な雇われ身分?食客?
 
もう私は呂布が格好良いんだか何なんだか分からなくなってきました。キャラは良いんですけどね。行動に一貫性が無いというか、完全に「話の都合」に振り回された行動取らされていますよね。不遇なお人だ。ジョーカー過ぎて製作者側としても持て余しているんでしょうね。強過ぎて負けさせるのが難しいから。袁術の時もコイツが仕事していれば袁術は負けなかったでしょうが、あそこは「劉備・曹操・孫権が協力して袁術を討つ」「孫権が天玉鎧を発現させる」という物語を展開する構成だったので呂布が出てきたら話が壊れていたでしょうし。
 
こういう呂布さんの作中の扱いを見ていると最強設定が完全に足引っ張っているとしか言い様がないですよね。物語上での退場(=死亡)でしか負けさせられなくなってしまっている・・・。もう呂布は死ぬ戦い以外では出て来ない方がいいのではないでしょうか。呂布自身がボスの章を作って早く殺してしまった方が良いと思います。呂布がボスの章なら彼の出番を多くしてキャラを掘り下げても問題ないですし。・・・長々と愚痴愚痴すみません。でも呂布好きだから彼の作中の扱いの悪さにどうしても我慢が出来なくて。
 
 
 
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「公孫瓚に恥ずかしくない死に方をさせてやりたい」という張遼が恐ろしく男前な件について。「剣を交えた男同士通じ合う気持ちがある」という彼の言い分に凄く男と義と人間性を感じました。熱い人だな。呂布も袁紹もあんななので敵キャラでも義のある男がいるというだけで凄く感慨深い。
 
 
 
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それはそれとして嘲笑するような貂蝉の表情にゾクゾクする件について。
 
 
 
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降伏し自分の首を差し出す事によって、国の兵や民草を救わんとする公孫瓚。君主からの最後の労いの言葉を貰い咽び泣く兵士達。公孫瓚からの言葉によって彼らの胸にも様々な思いが込上げたでしょうね。
 
 
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そして趙雲への最後の言葉としては「生きて劉備の力になって欲しい」と告げます。この最後の主従の会話がまた泣かす・・・。
 
 
 
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公孫瓚に降伏を勧めに来た張遼に対して公孫瓚は「城内の者には一切の手出しをしない事」を条件に自分の首を差し出す事を告げます。そして張遼は「我が誇りにかけて袁紹様には手出しさせない(様に進言する)」と約束してくれます。その張遼の返答に公孫瓚は感動した様でした。このまま、自分の首一つで、皆が助かると信じて、実際皆の命が救われ、心穏やかに逝けたとしたら公孫瓚はどんなに幸せだったでしょうか・・・。
 
 
 
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しかし袁紹は公孫瓚も張遼すらも裏切り、公孫瓚に刃を向けます。そして矢によって貫かれてしまう公孫瓚の肉体・・・。今までだったら主要人物補正で矢ぐらい叩き落としていただろうに・・・。取り敢えず、話の都合とはいえ公孫瓚を守ろうとしない張遼もそりゃないよ。
 
 
 
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「ちょ 張 遼・・・よ く も  騙 し た な っ・・・・・・!!」
 
 
違う、張遼は違う!!!!(泣)
 
これ本当に悲惨過ぎる。公孫瓚の兄貴も張遼も両方可哀想過ぎて、もう・・・。
 
 
 
 
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ようやく幽州に帰り着いた劉備が見たもの、それは燃え盛る易京楼と大勢の兵士の死体、そして冷たくなった兄貴の体でした。劉備が公孫瓚を呼んでその手を公孫瓚に向かって伸ばすも、兄貴は易京楼が爆発した際の炎に巻かれて、最早劉備の手の届かない所へ・・・。所謂「最後の言葉」や「死に目に会えない」っていう死の無情さを表した死に方が大好きな自分はこの遣り切れなさに悲しくて堪らないのと同時に凄い興奮しています(最悪だ)。あー鬱い、最高の鬱展開だ。
 
 
 
 
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次回予告より。張遼は曹操の元に走った様ですね。呂布では公孫瓚の仇を討ちたいという自分の望みは叶えさせてくれないでしょうから適切な判断でしょう(呂布は好きにはさせてはくれるでしょうが、協力は望めないだろうし)。このまま曹操に仕えるか、呂布の元へ帰るかは微妙な線ですよね。多分、曹操は「公孫瓚の弔い合戦に協力してやる代わりに、余の力になれ」って条件で協力してくれるんでしょうし。
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» 無題
はじめまして、とても悲しい物語でしたね。
私は部隊兵達が涙を流して床を叩くシーンと趙雲との最後の会話の所が特に哀しくて・・・
泣きそうになりました。
月宵姫 2010/11/22(Mon)21:07:40 編集
» Re:無題
>>月宵姫様

コメントありがとうございます。

死ぬだけでも悲しいのに公孫瓚の兄貴は死に方に救いが無さ過ぎました…。
やりきれないですよ、本当に。
橘アキ(管理者) 2010/11/24(Wed)20:49:21 編集
» 無題
酷い最期でしたねー。弟分が無念をはらしてほしもんですがねえ。どうなんでしょうか。
T 2010/11/27(Sat)04:40:50 編集
» Re:無題
>>T様

コメントありがとうございます。

今日の放送(35話)をまだ見ていないのでもしかしたら、もう結果出ているかもですが(笑)、
公孫瓚の仇は 劉備 張遼 趙雲 の誰がとるのかはちょっと予想つかないですね。

個人的には公孫瓚の無念が晴らされ、物語的に納得がいくのなら
誰でも良いから頑張って頂きたい。
橘アキ(管理者) 2010/11/27(Sat)17:53:08 編集
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