無窮の心配症「SDガンダム三国伝」第38話感想

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曹操格好良いなー、劉備に関してはもう何も言うまい・・・すいません、嘘です。ちょっと劉備さんに関する愚痴が出ます。仕方ないって分かってはいるんですけどね、劉備はこれからの人だって分かってはいるのですが、メイン主人公の扱いとしては不満が堪るんですよ！

袁紹を背後から狙う劉備。ここで「ああ、呂布との決着は曹操（張遼、関羽）側が着けて、袁紹は劉備が討つのか。これは公孫瓚の仇の取り方として上手いやり方だなー」と感心したが、そんな展開はなかったぜ。ちょっとくらい、ちょっとくらい主人公の劉備に良いところくれたっていいじゃないさー！！！それともこれから先「前半の影の薄さが嘘みたいだ！」と思う様な「00」の刹那みたいな活躍してくれるんでしょうか・・・。してくれますよね、劉備さん、信じてるよ。

玉璽を手に取る袁紹。普通なら身の破滅を招く愚かな行為と思うところですが、追い詰められてソレ以外に助かる術がないという状況と、袁紹の性格や手に取るまでの田豊との掛け合いで、不自然さやストレスを感じさせない展開だったのが良かったです。袁紹が玉璽を手に取った際の爆発で田豊が丸焼けになる描写に吹きました。いや笑うところじゃないとは思うのですが、何という死に方だと。

田豊さんの死体が酷い・・・。まさか本当にあれで死ぬとは。正直爆発に巻き込まれたけど息はあるものだと、ちょっとだけ思っていたので。しかも劉備の何の感情も入っていない、ただ見たままの事実を述べただけの「死んでいる」で死亡確定ですもの。結構良いキャラだったのに、合掌。

袁紹が劉備を完全無視して、曹操まっしぐらしたのには泣きました。彼が窮地に追い込まれて玉璽に手を出した原因って確か劉備だったはずなのに。

袁紹にぼこぼこにされて、力を欲する時の曹操の顔が恐ろしく格好良い。何でこんなに格好良いんでしょうね、この人は。好きだから格好良く見えているってだけじゃないよなー。今回改めて思ったというか、気付いたというか、曹操って美形ですよね。好きだ好きだ格好良いとずっと言ってきましたが、顔まで美形だと気付いたのは今日初めてです。