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ゲームや漫画やアニメの感想を垂れ流します

 

と言う訳で「その2」で次は登場人物の事を書くと言っていたので、宣言通り登場人物雑感でも。単なる萌え語りみたいなもので考察とか全然ないです(笑)。「ペルソナ2」は登場人物に対する考察要素の深い作品なので、「登場人物語りをやる」って言ったら、真面目な考察をやると誤解されそうなので一応先に言い訳しておきます。全然そんなのではない単なる萌え語りです。

 
 
達哉と摩耶については割愛します。この二人、と言うか達哉に関しては本当に自分の中で気持ちの整理が出来ていなくて、何か書こうとしても感情が暴走して、思った事をそのまま文章にぶちまけただけな上に、同じ事を繰り返し書くだけの書き散らかした文章になるのが分かっているので・・・。
 
 
・三科栄吉
名前から格好良いたっちゃんの親友。達哉の親友というと淳というイメージが強い気がしますが、こいつだって充分達哉の親友!私に取っては寧ろ達哉の親友と言えば、淳よりもミッシェルの印象の方が強いです。一見軽薄っぽいヴィジュアル系の外見と、男気溢れる人情系の性格が良い意味でギャップがありましたよね。お笑い担当のムードメーカー。ナルシストな割に賑やかしやいじられ役、汚れ役を敢えてやっている空気の読めるところがすごく好きだったなー。
 
雅との関係にも萌えたし、抱擁した時のどこからか現れたLOVEという電飾には激しく笑わせて貰いました。EDの「色々あったけどまた会えて嬉しかったぜ。男の約束忘れるな!」は声も台詞も両方良くてぐっときました。しかし私は自称「ミッシェル」な変な男っていうと、「お父さんは心配症」のキャプテン思い出して仕方がないんですよ、パンツさん。
 
 
 
・リサ・シルバーマン
「ペルソナ2」の一つのテーマである思春期特有の家族との確執が一番印象に残ったのは彼女でした。淳や栄吉よりもその辺が一番描かれていた気がするんですよね。飽く迄もプレイした当時の印象の話ですが。栄吉の家はそれ程揉めていた印象がなく、淳は親との確執云々以前の問題だった記憶が・・・。街の色々な店で聞ける広東語講座が結構好きだったのですが、結局覚えているのは「情人(チンヤン)」だけだったり(笑)。彼女の一番の魅力は声だと思うのです。EDの「チンヤン、私の事忘れないで。大好きよ」の今にも泣きだしそうな囁く様な演技最高でしたね。
 
 
 
 
・黒須淳
ゲームを遊ぶ前に「ホモキャラがいる」という情報が入って来てしまっていて、BL苦手だったので色々と覚悟して臨んだのですが、全然ホモキャラでもなんでもありませんでした。まあ「受け狙い」はしたんだろうなとは思ったのですが、脚本書いた方がBLに興味がないため、「狙ってみて」はいるものの、「根底にBL臭さがない」という状態になっていました(笑)。どちらかと言うと摩耶に対する理想と憧れの方が強く感じられるキャラでしたね。ただ、加入が遅め+仲間に入る事自体が一種の成長イベントになっているためか、他のキャラに比べて「成長」が感じられない子でしたね。そこがちょっと勿体無かったなーと。声の太さが印象的でした。
 
 
 
 
・周防克哉
正直に言うと罪の厳格な性格の方が好みだったり。「罰」は「罰」で良い人なんですけどね(何か「良い人なんだけど」で終わる典型的タイプっぽいですよね、「罰」の克哉さん)。「罪」では完全な脇役で、でも脇役のくせに超美形で「達哉の兄」という事もあって印象に残る人でありました。物語が進む度に話し掛けてました。辛辣な事を言いつつも、弟の無事を心の底では喜んでいるという、「背中で語る男」っぷりが格好良かったです。
 
まあ「罰」の愛情丸出しもそれはそれで良いのですが、それよりも格好良い「罪」との対比があるからなー。とか言いつつ「罰」の克哉も大好きですが。達哉が「俺はあんたの弟じゃない」と言った時、掴みかからんばかりの勢いで「お前は僕の弟だ!!」と叫んだのがとても格好良かったです。摩耶に対してドギマギするのも凄く可愛くてニヤニヤしました。でも摩耶姉はたっちゃんのだから、克哉さんには譲れないんだ。
 
 
 
 
・芹沢うらら
外見に反して中身普通の人その2。女版栄吉ですよね。皆が異常事態に順応しているのに一人着いて行けず、へたれているうららが凄く可愛かったです。彼女は凄く人間的で魅力的でした。自分は金掛けて頑張ってオシャレして、恋愛にも積極的なのに何故かモテず、全くオシャレに興味がなくて、仕事一本で恋愛にも興味のない親友の方がモテる事に対して劣等感を抱いているというのが凄く上手く描けていましたよね。
 
本人が一生懸命になればなる程空回りする、何もしていないのに全てを持っている気がする身近な人間が妬ましい。恋愛依存の気があり、自分を必要として欲しいため駄目男にばかり引っ掛かり、結婚詐欺にまであっている。その癖甘えたがり。他のキャラが(特に克哉とか)が「二次元的」キャラ造形なのに、うららは「二次元的」でありながら、「現実によくいる女性」な面も持ち合わせて、且つそれで魅力的で共感が出来るという一歩間違うと鬱陶しくなるキャラ造形なのに、実に絶妙な塩梅でバランスを保っていました。
 
 
 
 
・パオフゥ
「罪」で出て来た「薫君」が彼だと知った時の衝撃と言ったら・・・。その後ああなると思うと切ない。冷静で皮肉屋で、世の中を斜めに見ていて、物事を客観的に捉え、何でも割り切って考える大人の男。と見せかけてその実誰よりも熱く直情的で人情家。でも人の感情を読むのには聡いので、誰かが問題にぶつかった時適切な言葉を掛ける事が出来て、適切な態度で接す事も出来る。つかず離れずな他人との距離の取り方も上手い。反面他人と親しくなる事が苦手で常に一定距離を取って接する面がある。多分大切な人を作る事が怖いんでしょうね。未来に希望しかなかったのに、一気に転落したからなー。
 
そして完璧超人に見えて意外とユーモラスなところがあって可愛いんですよね。「ペルソナ2」のキャラ全員に言える事ですが、相反する要素を包括しているのにそのバランスが良くてキャラとして破綻していないのが凄いですよね。完全に個人的な好みなのですが、32歳で皮肉屋のお節介焼きの人情家のパオフゥが「ペルソナ2」一番の男前だと思うぜぃ、言動が格好良過ぎだぜぃ。
 
 
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