ゲームや漫画やアニメの感想を垂れ流します
生真面目な性格が周囲とズレている様がとても微笑ましく可愛らしいのが前半。段々と人間性に目覚め熱い性格になり、こっちを燃やしてくれるのが後半。
この人(?)も大半のロボキャラの例に洩れず、最初は人間の感情の機微が理解出来ないけれど、後半は人間性溢れる性格に移行していくのですが、その過程が凄く淡泊なんですよ。
本人が「人間の感情は理解出来ない」と事あるごとに言って、これまた周囲が事あるごとに「人間」について説くとか、そういうイベントは一切ないんですよね。本当にさらっと変って行く。なので後半熱血気味なのに「あれ?こんなキャラだっけ?」と若干の違和感を覚えた程です(駄目じゃん)。少しずつ少しずつ変わって行っても「ここで人間的に変わるんだよ」って分かり易いイベントがないと、「なんかキャラ違う」って戸惑う事がありますよね!
最初は主人公が突然怒りを露わにした時も特に気にするでもなく「具合が悪いところ済まんが先を急ごう」と冷静に言ったり、カイが自分の昔話を「人の話」として主人公とサリサに聞かせた時も、オギだけはその話がカイの話だと気付き、「今の話はどう聞いても・・・」とカイに窺い、カイが「こういうのは(自分の話だと)言わないのが美しいんだ」と説いても、頭の上に疑問符を浮かべたりしていました。
特に後者のエピソードは面白いですよね。「自分の体験談を他人の話として話している」という事に気付ける程度には人間の感情の機微は分かるのに、敢えて自分の話だと言わない理由を理解出来ないという、理解出来る事と理解出来ない事の境目の微妙さが。
冷静に判断する性格は終始一貫しているのですが、前半は割と淡々に状況判断して、主人公達に気を使いながらも、どこか機械的な印象がありました。しかし後半は状況判断の冷静さと共に彼自身の意見を言う様になりました。
前半は冷静に状況を把握しやるべき事を最優先する。しかしその際仲間が「すべき事は分かっていても感情的に納得がいっていない」状態だと、とにかく合理的に現在の状況を説いて、「こうすべきだと思う」と相手を説き伏せてしまっている感じでした。この上なく冷静に対応するので、相手は感情的に怒鳴り返したり出来ない空気を作るんです。
対して後半は冷静に状況判断しつつ、「自分の感情を抑えて」やるべき事をやろうとするという傾向になっていました。主人公やサリサが冷静さを欠いていると、冷静な意見を述べつつ「自分だって納得いかないが、こうしなければならない」という意見の述べ方に変化していました。後半は「自分の感情」というものが考えの中に入り込む様になってきていましたね。
個人的に前半の淡泊なオギも、後半の熱血なオギも両方とも大好きです。それぞれ違った良さが合って良い!特に後半の熱血ぶりは前半の淡泊なオギあってこそ光るんですよね。オギの一番好きな熱血イベントは「眠れる友に花束を」でしょう。彼の男気っぷりにニヤニヤでした、あれは。「随分熱い漢になったなー」と頬緩みっぱなしでしたね。他にも主人公の事信頼してくれている台詞に萌え燃えしたものです。オギが自分の体と合体する時のアニメも凄く好きです。オギ可愛いよオギ。
自分の中での脳内妄想(笑)設定では
ヒューマン主人公(女)―恋→←友情―オギ
キャスト主人公(男)―友情→←友情―オギ
ニューマン主人公(男)―惹かれて戸惑っている→←苦手意識―オギ
という相関図になっています。
と言っても、キャスト編とニューマン編はまだ遊んでないんですけどね!
更にヒューマン編もラスボスに勝てなくて積んでますけどね!!
PR
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
最新CM
[09/10 橘アキ(管理人)]
[07/22 ピクシーギャ]
[06/24 橘アキ(管理人)]
[06/23 黒兎]
[12/23 橘アキ(管理人)]
最新記事
(10/15)
(07/08)
(07/01)
(05/05)
(02/07)
(01/21)
(12/19)
(11/26)
最新TB
プロフィール
性別:
非公開
ブログ内検索
アーカイブ
P R
カウンター
アクセス解析