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ゲームや漫画やアニメの感想を垂れ流します

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孫権がんばれ応援隊・隊長の私ですが、孫権の成長を見守ろうと思っていても、矢張り策兄の方が格好良かったなーと思ってしまいます。少年向け作品の主人公は、主人公らしく真っ直ぐで純粋で正義感の強い少年が好きなんですが(ナルトとか一護とか)、おっさんキャラと少年キャラのどちらが好きかと問われるとおっさんなんですよね(笑)、安心して見ていられるし格好良いから。

 

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「尚香を助けに行く」と言った孫権は周瑜に「兵を用意するからそれまでお待ち下さい」と引き止められますが、「尚香が心配だからそんなの待っていられない」と一人で行く事を宣言します。いやいやいやいや、ちょっと待て待て!若いし気が逸っている孫権はまあ百歩譲るにしても、周瑜そこは止めろ!



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太史慈も「よろしいので?」じゃなくて付いて行けや!時間がたつ程尚香達の身が危険になるから、急いで行かなければならないのは分かるけども、それならばまず孫権と太史慈の二人が先達て敵の所に行っている間に、周瑜達が兵士を集めて第二陣を送り込めば良いじゃないですか。何故、孫権一人で行かせるし。周瑜は「これが孫権様が江東を治めていけるかの試金石になる」とか言っていましたが、どう考えても綱渡り過ぎる様な・・・と見ている時は思いましたが、冷静になって考えてみると、甘寧達って精々5人以下で迷惑暴走行為をしているだけで、略奪行為やら殺人やらをやらかしている訳ではないんですよね。そう考えるとその程度の輩数人を退治出来ない程度の人間が支配者としてやっていくのは不安だから試金石に丁度いいのかも。



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「うちの軍は強いんだぞー!百人の武将を一人でなぎ倒せる太史慈様とか、天才軍師周瑜様とか凄い人が沢山いるんだ!」

陸遜、君主を完全無視!!!!孫権舐められ過ぎだ。いやあ、いくら孫権が成長過程にあるとはいえこれは酷い、酷いぞ。多分陸遜の中じゃ尚香>>>孫権くらいの格付けしていてもおかしくないですよね、この扱いの軽さは。



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意外な事に呂蒙とまともにやり合う孫権。今までは実力はあるけど臆病だから力を出し切れていなっただけか、呂蒙が弱いだけか・・・。判断の難しいところですが、この件の所為で私の中で呂蒙は弱いという印象が付いてしまいました。陸遜に孫権を舐めているとか言っておきながら、私自身孫権を舐めていますが、今までが今までだったからなあ。

それと、三国伝はいま一つキャラの強さが分かり難いんですよね。呂布、曹操が強いのは間違いないのですが、その他の人物は話の都合で強さが変わっている観があるので。ある程度強さの格付けが設定されていると見易いのですが。いきなり強くなったり弱くなったりしての違和感を覚える事もなくなるでしょうし。



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甘寧、呂蒙が江東にやってきた理由を知って強い衝撃を受ける孫権。確かに共に戦いたいと思っていた英雄が死に自分達が戦う理由をなくした彼らが暴れまわるのも無理のない話です・・・無理のない・・・いや、矢張りその理屈はおかしい。

孫策の噂を聞いて、孫策に仕えるために馳せ参じる

孫策が死んで絶望する

自棄起こして江東で暴れまわる

どう考えても駄目人間です、ありがとうございました。根が悪い奴らではないのは分かりますが、自棄起こして八つ当たりで迷惑行為をするのは頂けません。しかも孫権みたいな年下の少年に諭される体たらくです(自棄起こして八つ当たり暴走行為するくらいだから、甘寧達自身かなり若いんだとは思いますが、孫権より年下には見えない)。



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切り付けられてもやり返したり動じたりせず、どっしり構えているのは格好良かったですし、武ではなく和で相手に訴えかけるのは孫権らしくて良かったのですが、口説き文句は50点くらいでした。正直余り痺れなかったです。「民や家族を守る事、それが領主の役目だ。そして今の江東の領主は俺だ!だから俺はお前達に刃を向けない!!」ここまでは良かったんですが、その後の「それが俺の勇気だ!」はちょっと要らなかったかも、個人的に。「俺の勇気」って言葉のせいでちょっと少年っぽさが出て、大の男を口説き落とす文句としてはちょっと安っぽいというか、軽い感じになっちゃった気がするんですよね。



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ただその後で甘寧や呂蒙が「こいつが本物の男になったら~」とか「俺達がお前の面倒みてやる~」という台詞があったので、意図的に大人の言葉ではなく、発展途上の少年の言葉の様にしたのかなと思いました。
二人とも口説き落とされたけれども、飽く迄現在の孫権に満足してではなく、この先の孫権に期待して仲間になるという感じでしたしね。



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孫権は兄の死から立ち直ったけれども、周瑜の「領主としての第一歩」という言葉や、孫権自身の「兄さんの言っていた真の勇気、それが少し分かった気がする」などの台詞から、今回の話で彼が完全に成長してしまった訳じゃなくて安心しました。結構サクサク進む作品なので、今回の話で孫権はすっかり成長しちゃうんじゃないかという不安もあったのですが杞憂でした。孫権はようやく男としてのスタートラインに立てたというところですね。頑張って父にも兄にも負けない男になれよ、孫権!

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