無窮の心配症「週刊少年ジャンプ」2010年34号感想

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「週刊少年ジャンプ」2010年34号感想

WJというか「NARUTO」と「銀魂」と「バクマン」の感想ですね。どうでもいいですけど、「ジャンプ」はそろそろエロコメを投入するべきだと思います。エロ本買えない小学生がどのくらい少年誌に掲載されている美少女漫画に夢と希望を求めているのか編集部は分かっていないのでしょうか！早くエロコメ新連載して貰いたいですね。とらぶるが連載している時他の漫画にもエロが伝播して凄い事になっていた時期もあったのになー。

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7月25日に拍手下さった方ありがとうございます！

「NARUTO」

最近の「NARUTO」の面白さが有頂天でとどまる事を知らない！と言った感じですね。面白いですね、クシナ編に入ってからの「NARUTO」。ナルト×サクラが好きなので、その辺の関係で心動かされる（動揺させられる）事はよくありましたが、こんなに純粋に（ファン補正無しに）漫画として「NARUTO」が面白いと思うのは久し振りの様な気がします。

ナルトがクシナに会いたかったと言って抱きついた辺りから涙腺が緩くなっていました。ナルトは現在16歳で本来なら思春期真っただ中で反抗期バリバリで、親に愛情を示すのが恥ずかしい年頃です。でもナルトは16年間あったはずの親との時間が丸々無い状態でここまで成長してきた訳ですから、思春期だろうと何だろうと「親に甘えたい」って気持ちを持ったままここまで来たと思うんですよね。その上での「会いたかった」だからとても重い。更にやっと会えたと思ったら、それが即お別れに繋がっていた訳ですからね。クシナが「やっとミナトの所に行ける」と言った際のナルトの辛そうな顔とか見るに堪えませんよ。もしかしたら母親と暮らせるかもしれない可能性をちょっとでも夢見た筈です。それが否定された訳ですから・・・。

里の中で迫害されて、家に帰っても一人で、ご飯もカップラーメンとかつついて。ナルトの辛さを思うと本当に余りあります。「愛してる」と言われて「安心する」と言った時のナルトはどれ程満たされていた事でしょうか。「自分は親に愛されている子供なんだ」という事が言葉ではなく心で理解出来た彼の幸福感を思うとこちらも幸せな気持ちになれるし、その後のクシナとの別れを思うとこちらまで辛くなります。

クシナの出産シーンにもかなり驚かされました。少年誌で男性作家があれだけ濃い出産シーン描く事って余りありませんよね。ミナトの「ナルト早く出てこい！九尾は出てくるな！」には不覚にも吹きましたが。ナルトは親の事を深く知って成長するのでしょうが、ナルトの心中を思うとどうにもこうにもこっちが勝手に辛くなってしまいます。特に今週号のカラーはやばい・・・。「あるはずだった幸せな未来」が痛い。本当に「こうだったら良かったのに」という希望が詰まっていて見ていて辛い。幸せな絵な分だけナルトの現実がやりきれないです。強く生きて欲しいです。間違ってもサスケと刺し違える死亡EDとか止めて欲しいです。ナルトは絶対火影になって幸せになって貰いたいです。

「銀魂」

さっちゃん可愛過ぎです。片思い一途可愛過ぎ。アホな所も込みで可愛過ぎ。眼鏡と交際（笑）しているのは絵的に凄く可愛かったのですが、そこら辺のギャグよりも嬉しそうに眼鏡掛けてはしゃいでいる素のさっちゃんが一番可愛かったです。どうしようか？どうしたら良いだろうか？銀時←さっちゃんスキー（早い話がさっちゃんが好き）なので、今週の話は正直堪らなかったですよ。しかし、可愛い片思い話の筈なのに下ネタセットな辺りこの人つくづく汚れお色気担当なんだと思いました。

個人的に全蔵×さっちゃんとかも好きなんですが、「銀魂」でカップリング成立とかは無いので人間関係は基本的に平行線のまま最終回に行くんだと思いますが。
さっちゃんは銀さんのストーカーのまま、近藤さんもお妙さんのストーカーのまま。

ただ最近微妙に話を畳みに入っているというか「読者の妄想の余地を与える」程度ですが、「この二人まともにしていれば関係進展するんじゃないの？」という程度の人間関係の変化は呈してきていますよね。近藤×お妙の話は本当に近藤ファンに取って希望を持たせる話でした。今回のさっちゃんの話も何かさっちゃんスキーに希望を持たせる要素があればいいのですが。

「バクマン」

悔しいです、ミスリードに見事に引っ掛かりました。いや「口説いている」という言い回しや周囲の大人の反応に違和感こそ覚えましたが、まさかコラボで来るとか全然予想もしませんでした。でも漫画は漫画の事として、岩瀬さんはエイジの事好きですよね、多分。

2010/07/27 (Tue) 漫画感想 Trackback() Comment(0)