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ゲームや漫画やアニメの感想を垂れ流します

ここのサイトさんのこの記事で懐かしくて発狂しそうになりました。甦る青春・・・!!ゲームの事を書くにつけ言っている気がしますが、今ってゲームを楽しむのではなくて、買ったゲームを消化している感じなんですよね。「楽しんで遊ぶ」のではなく「購入したから取り敢えずクリアする(やってみる)」みたいな。しかも途中放置も多いですし(汗)。ここの画像を見て純粋にギャルゲーを楽しんでいた時の事を思い出して堪らなくなったので、ちょっと好きだったギャルゲーの事を振り返ってみます。
各ゲーム結構ネタバレしていますので要注意!




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「ときめきメモリアル」
自分の人生を変えた一本。本当にこれさえなければ・・・。これの絵って当時でも「ダサい」と思う絵で最先端の萌え絵じゃなかったんですよね。今やっても十分遊べる作品だと思います、思い出補正かもしれませんが。ゲーム性が高くてバランスが良く、ギャルゲーの祖でありながら完成度が異常に高い。イベント量、攻略人数、隠しキャラ、ちょっとしたお遊び・・・昨今のギャルゲーと比較しても遜色ないのではないでしょうか?後のギャルゲー市場に与えた影響は大きいかと。藤崎詩織は「メインヒロインは攻略難易度が高い」という定石を作り上げ、これが出てからのギャルゲーブームではメインヒロインは他のキャラより高嶺の花である事が多かったです。


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あと自力攻略の痕跡がゲームの説明書の中に。藤崎詩織は所属する部活がプレイする度に変わるので何が原因か検証したところどうも主人公の誕生日が影響すると突き止め、どの誕生日に詩織がどの部活に所属するのかを総当たりで解読(汗)。今なら絶対やりませんよ、こんな事。自分の事ながら本当に楽しんでいたんだなと思わずにはいられません。




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「サクラ大戦」
私の人生を変えた一本その2。これ本当に好きです、現在進行形で。アニメっぽい演出やシナリオが堪らなく楽しかったですね。登場人物も魅力的でしたし。女の子と恋愛する事ではなく、世界観と物語を楽しみつつ恋愛も出来るって感じでしたね。


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花組本命はアイリスでした。大本命は叉丹様でしたが。さくらと大神さんも大好きでしたね。そして最萌えはマリアのミニゲームの大神さんだと思います(笑)。本編よりもミニゲーム「こいこい大戦」にハマった人も多いはず!



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「ROOM MATE~涼子 inS ammer Vacation~」
サターンの内蔵時計と連動してリアルの時間に合わせたイベントが起こるという画期的ギャルゲー。1を持っていないのに2を持っているという。そして完結篇の3も持っていなかったり・・・。でもこれはやりこみましたね。テニスのミニゲームで行く場所の変わるデートスポットは多分全部行きましたし、お見舞いの絵本も全部みたはず!当時ネット環境とかなかったので攻略は全て自力でしたね。1周目は上手くイベントを起こせずデートにも行けずバットエンドでした。

リアルの時間に合わせてプレイしたのは初回だけで後は内臓時計いじったなあ。今の作品だとそういう不正はペナルティ食うんでしょうが、これは内臓時計をいじってもペナルティはなかったです。久し振りにやったら台詞が飛ばせなかったり、自動セーブなので好きなイベントの直前で保存出来なかったりがストレスでしたね。昔は根気があったんだなーとつくづくしみじみ。
一定期間涼子に電話をかけられるというリカちゃん電話みたいな企画があったりもしましたね(電話したさ)。「虹をみた夏」は未だに歌えます。



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「wizardsharmony」
ファンタジー世界の魔法学校で潰れかけのアカデミーを立て直す育成+恋愛シミュレーション。イベント量が凄く豊富なんですが、そのイベントの全てが無意味なイベントである辺りがなんとも。好きなキャラのイベントだと見るのが嬉しい(萌える)ってだけで、イベント総スルーしても育成で好感度を上げていればお目当てキャラとEDは迎えられましたしね(笑)。でも無意味ではあってもイベント量は本当に多かったです。ただイベントの成功失敗が選択肢では分かり難く、殆ど選択肢セーブロードで選択肢総当たりみたいな所がありました。

でもキャラが皆魅力的で、世界観が堪らなく好きで、育成が楽しくて、イベントも選択肢総当たりで成功パターンも失敗パターンも全部見て・・・。子供にはゲームの欠点何て分からないんですからね、とにかく細かい所まで楽しみ尽くしました。上記欠点何て大人になって初めて気付いたくらいです。中二病真っ盛りでファンタジー好きだったので本当に設定やキャラがツボでした。ただ子供心にも声優の棒っぷりは酷いと思いましたが(そのせいで妹との間でキャラの棒読み台詞の物真似が流行った)。



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「エターナルメロディ」
上記「ウィザハ」が進化したのが「エタメロ」です(「ウィザハ」により近い正統進化で、「ウィザハ」の続編と言えるのはどちらかと言えば「悠久幻想曲」でしょうけど)。1プレイ時間が3~5時間と適度で攻略キャラが12人。更にEDは1人に付き2種類という豪華仕様。イベントもキャラ個別に用意された物語があり、ゲーム性も高いという、「ウィザハ」の欠点が全て見直された様な進化ぶりには本当に感動しましたね。キャラの絵が粗かったのが玉に傷でしたけど、そんなのは瑣末な問題だって位作品全体が好みでした。攻略キャラは本当に皆が皆魅力的で「全員俺の嫁!」でしたから。シナリオもキャラ毎に出来に差があるという事もなく、全員安定した水準だったのも良かったですね。メインストーリーの合間にキャライベントが挿入される仕様もバランスが良くて凄く好きでした。



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「ダブルキャスト」
果たしてこれはギャルゲーに分類していいものだろうか・・・。でも大好きで思い出の作品として書いておきたいので無理やりねじ込みます。前編アニメーションで雰囲気や考察要素や謎とき、狂気に捕らわれて行く様が凄く良いです。本当にこの作品の雰囲気が堪りませんよね。

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普通は「ダブルキャスト」が好き=美月が好きだと思うんですが、私は佐久間さんがすっごい好きでした。

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あと剛田と花園(笑)。この二人は本当に最高でした。




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「いつか重なりあう未来へ サユリ篇」
育成部分のゲーム性と、とにかく魅力的で攻略対象の多い登場人物達。ニヤニヤ出来るイベントや笑えるイベント、メールくれたり、士官学校で「仲間と交流している感」が凄く良かったですね。これ「シロウ篇」という男主人公バージョンもあります。言ってみれば「スターオーシャン2」のクロード編とレナ編を分割して売っている様なものです。ストーリーも登場キャラも同じで主人公が男か女かの差しかないので。でもイベントで見られる一枚絵とかイベントの台詞とかは多少違うのでしょうが。
何故女主人公編を購入したのかと言えば、百合目的だったりもしました。ルージュEDの頬染め抱き合いに興奮したものです。(昔から私って・・・)。

乙女ゲーは嫌いなんですが、これは不思議と「女主人公で男性キャラを落とす要素がある」にも関わらず、購入前から生理的嫌悪感を覚える事がありませんでしたね。攻略男性キャラにいかにもコテコテの乙女ゲー的男性がいなかったというのが大きいと思いますが。サユリ(女主人公)が好きだし、攻略男性キャラも好きだったので「乙女ゲー」というより、「カップリング」として捉えていたので受け入れ易かったのでしょう。

男主人公で女の子キャラの攻略もしたくて「シロウ篇」もめっちゃくちゃ欲しかったのですが、BL要素が強いと聞いて避けました(汗)。「サユリ篇の百合要素よりも、シロウ篇のBL要素の方が濃い」と聞いて「ずるい!!百合要素も濃くしてよ!」と思ったのも良い思い出(本当に昔から私って・・・)。当時は百合って属性は確立されていなくて、それに対してBLは既に一大勢力でしたからね。需要があったから、そちらに力を入れるのは分かる話ですが、男主人公編を購入した男性プレーヤーがどう思ったのかは気になる所。



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「KANON」
ここから私は一気に泣きゲーに傾倒していく事になります。正直最初は「泣ける」という評判を聞いて購入したのに1周目のあゆが全然泣けなくて「うーん、話としては纏まってたけど泣けないよ」と思ったのですが、「泣ける」と定評のあった真琴編で・・・。でも正直真琴編も1周目では泣けませんでした。結末の分かっている2週目で来ましたね。あのラストシーンは10回以上見たと思います。

あゆ→真琴→栞→名雪の順で攻略して、「皆良い子だけど決定的にハマる子はいないなー」と思っていたら最後に攻略した舞にハマりました。なのでキャラは舞が好きですが、それでも真琴編がなければ自分の中ではこれ程大切な作品にはなっていないでしょうね。それくらい真琴編に思い入れがあります。ちなみにメインだけあって夢の伏線が生かされて纏まりが良いと思うのがあゆ、一番感動したのが真琴、雰囲気と構成とキャラが好きなのが舞といった感じでした。栞と名雪は正直シナリオが面白くなかったです。

ただこれも「子供の時にやっていて良かったな」と思うんですよね、上記作品もそうなのですが。真琴が家に転がり込む描写とかも当時は「強引だけどそうしないと話が進まないしね」と受け入れられたのですが、今だと多分「追い出せよ、そんな家出娘」と思っている可能性が高いです。
 


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「AIR」
感動しましたが、しばらくは受け入れられませんでしたね。「KANON」の方が好きだと思いました。今は「AIR」の方が好きになりましたが。これも「KANON」1周目の真琴編と同じで、1周目の時点では(切なくはなりましたが)「・・・うーん」って感じでしたが、2週目以降が来ました。というかゴールが全てです。その前の夏祭りや海に行く描写は「くどい!!泣かそうとしすぎ!!うすら寒い!気持ち悪い!」と思ってスキップしました(汗)。なのでアンチの人の気持ちも分かるんですよね。私自身あの「ゴール」で感動しなければ、作品アンチであった可能性も無きにしも非ず。

ちなみにこの当時はまだ主人公=自分という意識でギャルゲーをやっていたので主人公が蚊帳の外の美凪編が好きではなかったです、感動した観鈴でさえ蚊帳の外の寂しさを初周は感じましたし。そしてギャルゲーは主人公と攻略キャラが恋愛するゲームだと思っていたのでちゃんと恋愛してくれて、シナリオでも蚊帳の外におかれない佳乃が大好きでした。恋愛して、主人公の力も佳乃のために使われ、空の女の子の問題にも蹴りをつけて終わるので気持ち良かったです(いや実際の所は蹴りついてないのですけどね)。なので感動したのは観鈴編、好きなのは佳乃編となっています。

ただ今では往人が佳乃以外と恋愛するのは気持ち悪いという歪んだカップリング観に消化されてしまったので、他のシナリオで恋愛しないのも有難いと言えば有難くなっていますが(と言うかそんな考えに落ち着いたのって、他のヒロインと恋愛してくれなかったのが原因なんですけどね)。




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「エリュシオン~永遠のサンクチュアリ~」
全てのシナリオが複雑に絡み合って作品全体を構成しています。パズルのピースが一つ一つ埋まって行く様には圧倒されますよ。ライターさんの知識量とシナリオの構成力に舌を巻きました。最初「攻略対象が4人と追加キャラ1人って寂しいな、まあ「KANON」も「AIR」もそんなものだったからシナリオ量次第だけど」と思ったのですが、舐めていました。凄いの一言に尽きますね。
自分で屋敷や島をウロウロして情報を集めたりするちょっとしたゲーム性も最高でしたし、登場人物は男女ともに魅力的。男の脇役が光る作品は良いと言いますが、正にそれ!どんな脇役にでも背負って来た人生がしっかりあるんですよ。

最初メイドの誰ともフラグを立てられずマリア編に行きました。他のシナリオに比べるとコメディ色が強い話でクリアした時は何とも思わなかったのですが、オールクリア後マリア編のパドリーノ行動に感動した衝撃は今でも覚えています。フローリィという心残りがあるにも関わらず、自分のために命を投げ出そうとする孫の為に自らの命を絶ってしまうんですよ。他人の体を乗っ取って永遠の命を得ようとする腐れ爺だとは思いました。でもその目的を知った時は彼を責めるきにはなれなくなりました、間違っているとは思いましたが。人生を掛けてあれこれ手を尽くしフローリィを救おうとした彼が、一瞬の判断でマリアの為に命を絶ったと思うと胸が詰まりました。残酷で他人を蹴落としてきた人間でしょうし、一見すると過去の贖罪以外に罪を感じていない人間とも取れるのですが、決してそれだけではなく、家族の事も愛していたのだと思うと・・・。すごく「人間」についても描かれた哲学的な作品でした。



「久遠の絆~再臨詔~」
本体が行方不明につき写真無し・・・。
な ん で ア ダ ル ト 化 
リ メ イ ク と か す る ん だ よ ! !
と思った愛好者も多いのではないでしょうか。何でしょうね、この思い出が汚されて胸が痛む感じ。でも、もし今DCやPS2の「久遠の絆」をエロゲーやギャルゲー詳しいけど「久遠」を知らないって人にやられたら、九分九厘PCからの移植って思うでしょうね。そのくらい昨今のエロゲ臭自体はする作品。ただシナリオや雰囲気はエロゲっぽいけど元々はコンシューマーオリジナル作品で全年齢対象作品だから、マジでエロゲになるのには抵抗があるんですよね。でも全年齢のままPCゲームとしてリメイクっていうのじゃ余り売れないのでしょうが。エロが入るであろう箇所がいくつか分かるのが嫌だ。

まだまだ他にもやったギャルゲー沢山あるのですが、疲れてきたので今日はこの辺で。
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