取り敢えずニューマンが襲ってきたので、奴らを止めるために月へ行く事に。その道中カイがちょっと思わせぶりな態度をします。「お前達なら大丈夫だろ」とか「以前に天の柱を目指した馬鹿なハンターズのことを知ってるだけ」とかね。
サリサはその話をヒューマンのおとぎ話かと期待してワクワクします。カイは「お前が期待しているような面白い話じゃない」と言いつつ、何とか煙に巻いて話を先延ばしにします。人に話したいけど話したくない微妙な感情が垣間見えますね。
中間地点でサリサに「さっきの話をして」とせがまれても、「なんだっけ?」とすっとぼけてみたりね。そして微妙な葛藤を抱えているカイの姿よりも、オギたんの天然振りに心引っ掻かれる。本当にこのロボはいちいち人の心の臓に爪立ててくるな、おい。
で、ここでのカイの主人公に対する態度がヒューマン編と全く同じなのが、非常に微妙。ヒューマンの時はずっとカイの知り合いで弟子っていう立場だけど、キャストの場合、サリサと一緒にハンターズに紹介して貰ったってだけなので、ヒューマンと同様の親しげな対応されると違和感あります。一緒に死線をくぐった仲間ではありますけども・・・。
ヒューマン主人公視点だと「長い付き合いの師匠と弟子」という特別感が薄れる気がして。
キャスト主人公視点だと「付き合いの短さに対して距離感近過ぎて」なんだか奇妙な感じで。
あとこれは私が選択した主人公の問題ですが、レイキャストに対してカイが保護者的に振る舞うのが、なんともしっくりこないのです。
「面白い話じゃない」と言うカイに主人公が「面白くして」と言うのがちょっと面白かった。そしてカイが「若いハンターズがいた。今のサリサやトルケル(主人公)と同じ位」と言ったのに激しく違和感っ!!!
これが14~16歳くらいには見えないぜ。私の目が悪いせいか?それともカイにはキャストの精神年齢を見抜く超能力でもあるのか。
そして個人的にここではカイの話を聞いたオギの反応が一番の見所です。うーあー、格好良いよー!
第2の中間地点でキャストの事をサリサに尋ねるオギが印象に残りました。1周目のヒューマンの時点でももうオギに惚れていたのに、ここのイベントは全然覚えていなかったなー。ふと思ったのですが、そういやオギって過去の記憶を最後まで思い出さないままだったような・・・。その辺はうやむやのままゲーム自体エンディングを迎えましたよね。まあオギの過去そのものは、飽く迄オギ個人の問題で、ゲームの物語に影響を与えるものではありませんし。「キャストが記憶をなくしている」という設定自体は物語に重要な要素ですが、「オギ個人の記憶」はそうじゃないからなー。でも私に取ってオギの過去など重要な問題ではない!今、目の前にいるオギが重要なのだ!!
しかして、月に着いてからのオギの男っぷりも半端なかった!!「俺を残して先に行けー!」をやったカイよりもオギの説教にメロメロだよ!「キャストのワタシでもわかったこと」と言っていたけれど、君はそれこそ人よりも熱いと断言して良いよ!この漢の塊みたいな奴め(悶)。
どうでもいいですけど、1周目ではこの時点でカイは本当に死んじゃったと思って結構凹んだ(笑)。いやあれだけのエネミーに襲われてガブガブーといかれたら、流石に生きていられる筈ないと思って。
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