無窮の心配症「龍が如く4」プレイ感想2

ゲームや漫画やアニメの感想を垂れ流します

前回は主人公感想だったので、今回は物語とミニゲームに関する雑感を。流石に人気シリーズだけあって面白かったです。ただ「シェンムー」を思い出して死にたくなる瞬間も多々ありましたが。走り回る秋山さん達の後ろ姿にスカジャンを来た涼ちんの後ろ姿がダブるし、コンビニとかトマトマートを思い出して死にそうになった。「シェンムー3」が出るなら、どの機種で発売しても購入するのに・・・。箱〇は持っていないから箱本体を買う事だって辞さないのに。・・・すいません、「龍が如く4」の感想書く筈なのに大分脱線しました。でも「素人ナンパin横須賀芭月涼子18歳射手座」とかを出すセガが悪いんだ！！あんなもの出されて理性的でいられるほど私は冷静な人間ではないのです。

・物語

バラバラに見えていた事件が繋がりを持っており、全員の物語が最終的に一つに収束していく。こういう構成が大好きな自分のツボにビシィッとハマってきました。
ただ、物語だけを追いかけた場合、この作品はちょっとボリューム不足になるんじゃないかなーと。勿論ゲーム自体のボリュームは半端ではありません。ミニゲーム、サブイベント等のやり込み要素の事も考慮して、敢えて物語部分だけで大容量になり過ぎないように調整したのだと思います。話を追いかけるだけで60時間とかになったら、時間のない人はおまけ要素まで遊びつくせませんからね。

でも、そうは言っても「もっと掘り下げられるんじゃないの？」って思うところも多かったんですよね。イベント端折り感も結構ありましたし。大河と靖子の25年振りの再会と、一緒にいられた1日の会話イベントとか。秋山と谷村が共に行動するに至った経緯とか。キャラが良かっただけにキャラの掘り下げ不足がちょっと物足りなかったなと。

主人公達同士の絡みが見たかったので桐生のサブストーリーは実に良かったです。他の主人公が絡んでくるし。でももっとそれぞれの人間関係を掘り下げて欲しかったとも思います。誰と誰が気が合うとか、苦手意識を持っているとか、そういう主人公ごとの差別化がされていなくて、秋山さんにとっては谷村も冴島も桐生も皆同価値で関係も一律で、他の主人公もそんな感じでしたし。冴島と谷村なんて年齢差の世代間懸隔に加え、冴ぴょんタイムスリップでまともに会話にならないイベントとかあっても面白そうなんですけどね。まあキャラゲーじゃないから無理か。キャラの絡んだイベントが余り無かったから「物足りない」と思っていますが、実際萌えゲー紛いなキャライベントが入っても萎えるだけだったかもしれませんので、無くて良かったのかもしれませんが。

登場人物の行動が一部酷いのは御愛嬌、なんでしょうね。前回で書いた冴島の葛城の件も大概ですが、宗像の前での新井さんの行動も相当なものですよね。何故銃を宗像の方に放り投げる？しかも秋山が撃たれた後もその銃を何故回収せず再び放置する！？過去作ダイジェスト見た限りでもこういう問題行動ってシリーズ伝統っぽいですが、そういうのは改善すべきだと思うんだ・・・。シリーズファンの人がどう思っているのかは分かりませんが、（ダイジェストを見た限りだと）裏切りとかのどんでん返しが多いようなので物語の転がし方にマンネリを感じる人もいたんじゃないでしょうか。自分の場合は「龍が如く」を遊ぶのが初という事もありマンネリは覚えなかったのですが、ダイジェストの方で同じような展開の物語が繰り広げられていたのは何度も見ていたので既視感は覚えました。

・ミニゲーム

「サクラ大戦」でルールを覚えたゲームが一杯だよ！花札は完全に「サクラ」で覚えました。チンチロリンは「シェンムー」で・・・。ポーカーやBJ、ルーレットは色々なゲームのミニゲームでやりましたけど、細かいルールまで知ったのは「サクラ大戦3」でした。自分何だかんだでセガっ子だったんですね。竜宮城に行くと「サクラ」を思い出して懐かしい気持ちになり、「シェンムー」を思い出して死にたくなりました。私はセガが好きだから「シェンムー」が好きなんじゃない！「シェンムー」が好きだからセガが好きなんだ！

微妙に「シェンムー」の話が混じってしまいましたが、とても面白いゲームでした。1から遊びたくなりましたよ。PS2持ってないから出来ませんけど。主人公では秋山さんと冴ぴょんと谷村が好きでした。ただダニは中の人的に続編への出演が厳しい気もしますが。続編は大河きゅんの活躍に期待したいですね。秋山さんは作中で死ぬゲストヒロインの美女にまた恋をすれば良いと思います（笑）。

2010/09/12 (Sun) ゲーム雑記 Comment(0)