「サガフロ」の思い出と言いつつ、アセルス編百合萌えのお話です。複数カプを一緒に書くと、単一カプ萌えの方が不快になる可能性があるから、それぞれ日記分けるべきなのかちょっと迷います。
昔は自分が単一カプ萌え気味だったので、自分がA×Bが好きだった場合、カプ表記だけでもA×Cとか、D×Bとか見るのすら嫌でした。なので逆に「A×Bという表記すら見るの嫌な人もいるだろうな」と色々気を使っていたのですが、雑食になってしまった現在は色々気を使わなくなってしまったんですよね。複数カプをまとめて萌え語りしてしまったり。
分けた方が無難な様な気がしてきたので、分割します。今日はアセルス×白薔薇について。
・アセルス×白薔薇
「サガフロ」1の人気カプ(偏見による断言)。だって「サガフロ」のカプ絵で一番遭遇率が高いもの!私が探しているからだという事実からは目を逸らします。
中性的な美形少女×柔和で清楚な女性という組み合わせが余りにも素晴らしすぎて、どうしたら良いのか分かりません。
アセルスの白薔薇依存度が高さが、そしてその依存を素直に「ある種の愛情にカテゴライズされるもの」と認められないアセルスの葛藤具合が堪りません。
「好きだったんだろ、白薔薇のこと
口に出して好きだって言ってごらん」
「私はこれでも女よ」
「下らない事にこだわるんだね」
台詞うろ覚えですが、ゾズマとのこの辺りのやりとりの破壊力が凄まじいです。まさに百合ですよ。自分の性別が女である事、相手の性別が女である事、この辺を自覚、認識した上で恋愛をするというのが堪らんのですよ。
ライト百合で「お姉様好き好きー!」や「うふふ可愛い子猫ちゃん」みたいなのも萌えるのですが、超萌えるのですが、相手を愛して性別の壁にぶつかるというシュチュの萌え度の高さは、分かる人なら分かるでしょう、分からない人は分からないでしょう(当たり前だろ
アセルスの白薔薇に対する感情は、恋愛感情だけではありません。
世界に味方が居ない状態で、自分の理解者が白薔薇だけという特殊性もあって依存しているところ。
教育係として宛がわれた事から姉の様に慕っているところ。
友人として、仲間として共闘する関係である事。
そういう色々な感情が内包される関係の中の一つではあるけれど、アセルスは確かに白薔薇に恋をしていた。それがもう堪らんのですよ。恋をしていた事を認めないために「友達」「姉」という言葉を使う辺りも素晴らしいね。
認める事でそれまでの自分の価値観が崩壊する可能性の恐怖から目を逸らす抵抗とか最高です。本当に違うのなら、あんな風な否定のしかたする必要がないですからね。ゾズマの言っている事が完全に的外れなら「何言ってんだ、コイツ」としか思わないでしょう。
白薔薇が大切、でもそれは飽く迄友人だからであって、白薔薇に恋をしているからじゃない。「恋してる」可能性に本人も気付いているけれど、その事実からは必死に目を逸らしたがってる。それなのに白薔薇が好きで好きで大切な気持ちを隠したり、抑えたりはしない。「友情である」という建前のもとで、友情以外の感情を持って依存しまくっているけれど、そこに友情以外の感情を他人から指摘されると、ムキになって否定する。
なんだこれ、完璧過ぎる。
白薔薇は白薔薇で、寵姫となっているから、オルロワージュの魅力の虜の筈なのに、アセルスに惹かれる。「教育係だから」という名目でアセルスと共にオルロワージュの元を去るけど、身も心も妖魔の君に捕えられた寵姫が名目一つで、自分を捕えた妖魔の君の側を離れるなんて普通出来る事じゃないですよね。だからこそオルロワージュの不興を買ってしまう訳ですが。白薔薇はアセルスへの思いでオルロワージュへの虜化を薄れさせる設定とか、素晴らし過ぎる。
アセルス編は世界観、登場人物が耽美過ぎて本当にツボつかれます。その耽美さが百合方面特化なのがまた辛抱堪らんです。作中明かされない、設定として存在するというだけの要素も美味しいものが多くて最高です。アセルスがオルロワージュの血を受け入れた事で「乙女を魅了する類の妖美さ」を得た設定とか。
初期設定のアセルスは白薔薇が寵姫と知らずに出会い惹かれ合うという設定もディ・モールト良い。姫=寵姫だから「白薔薇姫」ではなく「白薔薇の君」と呼ぶとか、はぁはぁ。何か設定とか物語作った人が本当に耽美百合好きのツボ分かり過ぎていて辛いです。これ百合好きじゃないと作れないよなーと、つくづく思う程見事なんですよね、全てが。
惜しむらくは「設定だけ」の要素や、白薔薇パーティー復帰、並びにアセルス×白薔薇EDが無い事ですよね。もっとお耽美で二人で依存し合って生きていく感じの展開があっても良かったのに!!!!
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