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ゲームや漫画やアニメの感想を垂れ流します
どんだけ乗り遅れているんだって感じですが、やっっと見ましたよ。
これはきますね。久々にきましたよ。胸が痛い、切ない。私にしか分からない事なんですけど、「この切ない感じ」は立ち直るまでに結構時間が掛かるのが厄介なんですよね。

「ONI零~復活~」とか小説版の「スターオーシャン2」(短編の方)のディアスの話を読んで以来くらいの「この感覚」。ああああ、やばい。凄い爽やかな良い作品でしたよ。高評価の理由が今更分かりましたよ。「爽やか青春ジュブナイル」だと思ってないでさっさと見ておけば良かったです。



終わり方凄い爽やかですし、終了後「良い作品だった」と余韻に浸ったのは間違いないんですが、それ以上に鬱いです。胸の中が切なくてもやもや悶々します。
別に真琴と千昭の物語としてではなく、「時をかける少女」という作品全体が堪らなく鬱い・・・勿論「もやもや」の原因に真琴と千昭の事があるのは間違いありませんが、それは飽く迄もこの悶々とした気持ちの一要因でしかないんですよね。

作品全体を構成する全ての要素が鬱いよー。鬱っていうか切ないんですが、この悶々としたものは「切ない」という気持ちを遥かに凌駕しています。最初に書きましたけど本当に久し振りにきました、この感覚。経験則から言ってこのモヤモヤが立ち去ってくれるのって1週間から1カ月かかるんですよね、難儀だ。くそー見なければ良かった。でも見ないと確実に損していたし。何という二律背反。

「ONI零」の時は悶々としたまま2~3日何も手に付かず、胸に何か詰まった感じが1カ月続いたし、「SO2」小説の時もそんなでした。ただこの2作品と「時かけ」が決定的に違うのは、前者2作品はひたすら鬱で本当に何もする気力が持てなかった(絶望に因る虚脱感みたいなものが大きい)のに対して、「時かけ」は切なさで胸が詰まるけど決して絶望的な気持ちにはなっていな事でしょうか。多少鬱いけど。


まあこれは作品の形態以上に前者2作品は私自身が思春期の子供で感情抑制が出来ない時に出会い、「時かけ」はもう感情の制御が出来るから多少切なくても自分の中で悶々としない方法を知っているからというのも大きいのでしょうが。
とはいえ、大人になっても鬱くさせられたのも事実なんですがね。こうやってもやもやしているのを文章にして吐き出さないとスッキリしない程に。
作品自体の感想は書きません。というか書けません、今は。見たばっかりで作品に対する感情を言語化するとすごく陳腐化しそうで怖い。
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