ゲームや漫画やアニメの感想を垂れ流します
正直39話と2話連続で見たので大好き関羽さんが大活躍でも乗りきれませんでした。呂布と貂蝉のあの死に様を見せられて、テンションは上げられないですよ、流石に。
なので40話の感想書けるテンションまで持ち直すのに2日かかりました(笑)。
「100万の兵も無敵と思われた呂布ですら天玉鎧の力には敵わなかった」と趙雲がしみじみ言っていますが、この決着に公孫さんの関係者3人は納得しているのでしょうか。あっと言う間に袁紹は死ぬわ、呂布は死ぬわで、仇討ちどころか状況把握もまともに出来てなかったっぽいですけど。
しかし前回の呂布さんは「これが天玉鎧の力かあああ」とか言って死んでいきましたけど、あんたも天玉鎧纏ったじゃないか・・・。その凄さは自分の身で以って実感したはずなのにあの言かよ。それと自分は天玉鎧なんぞ纏わずに戦いたかったと、まっさらな状態の肉体で曹操に再戦を挑みましたが(16話参照)、戦う相手が天玉鎧を纏う事は問題ないのか。飽く迄自分がドーピングしないで戦いたいのであって、相手のドーピング行為は咎めないと。妙なところでスポーツマンシップがあった様な、なかった様な。
郭嘉は関羽の行動を読み切って、関羽を牢に閉じ込めます。でも警備の笊っぷりから逃がす気満々としか思えないのがなんとも(笑)。しかも関羽に惚れている周倉の隣の牢に入れるとか、狙っているとしか思えません。郭嘉は実は頭が悪いのか。それとも頭は良いけど詰めが甘いのか。
曹操への義を通そうとするあまり、自分に取って一番大切なものを見失っていた関羽は、周倉に諭されて、たとえ曹操への義を裏切る事になろうとも守るべき者があるという事を思い出します。
関羽に取っては義兄が一番大切なんですよね。関羽が劉備の兄貴への忠節を尽くすのは素晴らしい事だと思うのですが、この人劉備の側にいると頭の中劉備だらけになって短絡的な言動が多くなるから、劉備の元へは余り戻って欲しくない様な・・・。劉備の側でももっと冷静に動いてくれるのなら、兄のために命を張る関羽さんはとても格好良いので、素直に「劉備の所へ戻れ!」と思えるのですが・・・。最近の関羽の劉備の側に居る時の不調法振りと、劉備から離れた時の赫々とした様との差に、どうしても素直に劉備の元へ戻るべきと思えない自分がいます。
周倉は関羽の中に自分の居場所を見付けて、関羽と共に歩むために戦う事を決めました。
張遼は曹操の中に自分の居場所を見付けて、曹操と歩む事を決めました。そしてその傍らに関羽も寄り添って、自分と共に戦ってくれる事を望みました。
両者の望む形は違えど、関羽に強く惹かれているという点では共通しています。こうやって外部に様々な人間関係を作る関羽さんに比べて張飛は・・・同じ劉備の義弟なのに何という差だ。いやまあ仕方ないんですけどね。
曹操は黙って関羽を劉備の元へ還しました。郭嘉の「後でどうなっても知りませんよ」という苦言も「その時はその時だ」と一蹴します。主人公が劉備だから度量がある様に感じられて「曹操様かっけえ!」って思いますけど、実際自分の主君が「その時はその時」なんて後先考えていない事言ったら参謀としては頭痛いですよね(笑)。
改めて劉備に対して忠義を誓う関羽に燃えて、関羽が戻って来て嬉しいのに意地張り、その癖男泣きする張飛に萌えました。今回は関羽の格好良さを描く話でしたが、個人的には張飛株が最後に上がりました。可愛過ぎだろ、お前。
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