無窮の心配症「SDガンダム三国伝」第36話感想

ゲームや漫画やアニメの感想を垂れ流します

関羽が格好良過ぎて関羽贔屓の私には美味し過ぎる展開が続き、毎回毎回の満足度が高いです。

脇役兵士とはいえ、大量の兵士達を二人の合体必殺技でなぎ倒す顔良、文醜。この二人がとにかく凄くてまるで「北斗の拳」の風のヒューイの様な活躍っぷりなんですよ！（ヒント：活躍しない）。

郭嘉を見るにつけ思うのですが、このキャラって外見が美少年だったらお姉様方に大受けの様な気がします。BL的な意味で。というか、郭嘉のキャラだけ他から浮いている気がするんですよね、何となく。他の人達が割と硬派なのに郭嘉だけ軽薄だからでしょうか？何だか世界観からはみ出した様な違和感を覚えてなりません。

モブ兵士さん説明御苦労様であります！そしてそんなモブの前に川からいきなり出て来て格好付ける関羽さんも御苦労様であります。会話を盗み聞きして飛び出すタイミングを図っていた関羽さんマジかっこいい。

何人もの兵士が陥落した罠を一人で突破する関羽さんマジ男前！劉備と一緒にいない方が輝いていませんか、この人。劉備と一緒にいる時は、劉備を持ち上げ＋全肯定しなければいけないので、劉備のために関羽の株が下がる言動が多くなっている気がするんですよね。劉備と別行動でこうも煌めかれると、もう劉備の所に戻らない方が良いんじゃないかとすら思ってしまいます。

劉備の近視眼的な思考に賛同する関羽はどうにもお頭の弱い人に見えてしまうんですよね。劉備の若者特有の熱さ実直さは買いつつも、直情的なところを窘める保護者位置にいれば劉備の側でも輝くんでしょうが、関羽の劉備に対する立ち位置って完全に「義兄を敬愛する義弟」だからなー。折角おっさんキャラ（だと私は解釈している）なのだから、もっと「大人キャラ」を劉備に対しても演じて欲しいのですが。

関羽と張遼の男の友情に激しく燃える！！！張遼が関羽の後を追って来る事は予想通りですが、それでも燃えるものは燃えるのです！王道だからこそメラメラバーニング！二人が手を握り合うところなんて、「うおおおおおお！！！！」と叫ばずにはいられない熱さがあります。これだから「三国伝」はやめられません！

更には関羽と張遼が二人で顔良、文醜を倒した後にお互い見つめあって無言でガシッと手を固く握り合うところなんて、叫びながら全力疾走するか、大声上げながら壁を拳で叩きたい位熱い！燃える、最高に燃える。熱いぜ、ちくしょう！あの手を握り合う時のがしっって力強い音が堪らんですよ。

しかし今回敵のやられ方が戦隊物臭かったのは気のせいでしょうか？やたらと敵が爆発していたのが印象的でした。

田豊が「沮授がやられたか・・・しかし私には切り札があるのだ」と呂布隊を横目で見やる描写が地味に胃にきました・・・。呂布隊死にそうで怖いです。うーん、まあ奉先が死なない限り呂布隊は死なない（ⓒ貂蝉）らしいので呂布が生きている限り呂布隊は大丈夫だと思いたいですが。最近の呂布がちょっと鬱陶し過ぎたとはいえ、やっぱり呂布が死ぬのは嫌だなあ・・・。久し振りに4話見返したら禿げあがる程燃えました。やっぱり呂布将軍格好良いよ。使い方さえ間違えなければ、これ程格好良い侠いないよ。