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ゲームや漫画やアニメの感想を垂れ流します

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3話くらい溜めて見ないと物足りない気がしてきました。見終わるのが早すぎる。それとも楽しいから早い気がしているんでしょうか。25話は精神的にかなりキました・・・。予想通りの展開ですよ。こうならなければならないのは分かっていました。でも分かっていても嫌なものは嫌ですし、キツイものはキツイのです。
そして何が一番嫌かってサブタイトルのネタバレが嫌だ。



***
9月16日にweb拍手下さった方ありがとうございます! しかも沢山!



24話

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まともに袁術と戦っては兵の半分を失うと聞いて、「一人の犠牲も出さない方法を考えてくれ」という孫策。周瑜は「無茶を言う」と言っていましたが、本当に無茶でしょう。無茶って言うか無理でしょう。ご無体言い過ぎですよ、策兄さん・・・。しかし無茶苦茶言う孫策よりも、「手が無いわけでもない」という周瑜に度肝を抜かれましたが。「犠牲を最小限にする策」ではなく、「一人も殺さない策」を出せるなんてどんだけ!?



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普通に作戦会議に参加している太史慈に違和感!仲間になったからいても良いんですが、何でしょう、このしっくりこない感じは。デザインや色が悪役臭いっていうのもあるかもしれません。



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周瑜の提案した危険な策の先鋒を買って出る孫策。総大将自ら危険を冒しますか。人々を惹きつけ付いてこさせるためには、敢えて危険を買って出る事も必要なのは分かりますが、孫策にもしもの事があったら士気が下がりまくるし、代わりに軍を纏められる人間がおらず、総崩れになる可能性があるので素直に評価出来ませんよ。太史慈みたいに頼りになる強い武将に頼むのが賢明ではないかな?

心配する弟と、弟を諭し励ます兄。死亡フラグぷんぷんですね、笑えません。
孫権の目に強く逞しい兄は眩しくて堪らない存在だと思います。言葉に力があって、言った事を絶対に実行する強い意志を持ち、人々を惹きつける勇壮な侠。孫権の「兄さんには敵わないな」という言葉には兄への憧れ以上に、弱い自分に対する諦めみたいなものが見えて悲しかったです。孫権は優しい少年です。確かに臆病で戦いを避けようとする嫌いはありますが、自身が弱いからこそ相手の立場に立って考えられるであろう優しさは、他の誰も持っていないものだと思います。
彼は勇気を持って行動する侠に成長するでしょうが、この優しさは変わらないでいて貰いたいです。


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礼節を弁え、孫策を主君として崇める太史慈にやっぱり違和感!


周瑜の策は賈詡に見破られてしまいます。賈詡のキャラにリボンズ・アルマークの影が見えたのは気のせいでしょうか。主人への態度とか、言葉使いとか、いつか裏切りそうな雰囲気とか。


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少数の兵を連れて裏から叩くのかと思ったら、孫策兄さん一人で乗り込んでいた件。いやいやいや、いくら何でも無茶し過ぎだから!普通に死にますって、そんな事したら!

ついに果たされる父の仇との一騎打ち、そして・・・


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孫策の紀霊の殺し方が残酷すぎてちょっと引きました。土曜朝の子供向け番組なんですけど・・・。地を這う敵の武器を取る→命乞いを無視して顔を突きさす→苦しみ悶える紀霊の顔を更に抉って止めを刺す・・・。兄さん超恐いです。「てめえ如き留めを刺すのに虎錠刀を使うまでもない!」「ドブネズミ!」という台詞に狂気を感じました。恐過ぎる。

取り敢えず孫策にやられた紀霊の「袁術軍最強武将」の言には突っ込んでおきます。お前なんか呂布の足元にも及ばないから!!


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紀霊を仕留めたという結果を見て、周瑜は孫策が先鋒を買って出た意図に気付きます。孫策は奇襲作戦を見破られても紀霊を自らの手で仕留めたかったという恐ろしい思惑を持って動いていました。「作戦が上手くいけば良し!上手くいかずとも紀霊を自ら討つ」。そのために命を掛ける総大将、正直言ってこの人に命を預けるのには不安を覚えざるを得ない・・・恐い、この人恐い。今まで「曹操、呂布、関羽が好き、次点が孫策」というスタンスで見ていたわたくしですが、流石に今回の孫策には狂気を覚え、恐怖感を抱かずにはいられませんでした。



25話


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「さらば!孫策」

うん・・・何て言うか、うん・・・。孫堅が死んだ時の「孫堅死す」というサブタイトルも大概でしたけど、今回もこれはひどいとしか言いようがないです。「さらば!」じゃないよ、「さらば!」じゃ!ネタバレ酷いとかいう領域じゃないですよ、これは。
本編見る前から視聴者のライフを0にしないで下さい・・・絶望した!



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賈詡は負け戦になるのが見えたのでさっさと逃げてしまいます。
「さあ行こう、張繍様」などの言辞から見ても、実際彼の方が舵を握っていますよね。張繍自身言いなりですし。主君が下僕に依存していて、下僕の方が精神的優位に立っている歪んだ主従関係である、と解釈して良いものか。まだ出番自体少ないですし、「三国伝」は結構キャラが第一印象と違う事が多いので深く考えない方がいいかもしれませんね。これからどう物語に絡んでくるかも分からないですし。



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いざ突撃!というところで、戦闘狂・呂布が出てきて孫策以外を一掃してしまいました。孫策対呂布。燃える戦いである筈です。父の仇を討とうとする男と、戦いを求める男の熱き魂のぶつかり合い。それに呼応して私の魂も燃える程熱く滾っても良い筈の名勝負のはずなのに、胸の仲に渦巻く感情は言い様のないものでした。
悲しみに対する覚悟に近いものだと思います。
素直にこの戦いに燃える事が私には出来なかった。




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呂布の必殺技で吹っ飛ばされた孫策を見て心臓が潰れそうになりました。
孫策の虎錠刀を取って孫策の方に駆け出す孫権を見て胸の奥が熱くなりました孫権に気を取られ隙を作った孫策に叫びたくなりました。
孫権を身を呈して守った孫策にどんな感情を抱けば良いのか分からなくなって死にたくなりました。

この一連の描写に対して言及するのは、とても野暮な気がして感想が書けません。というか何を書いたら良いのかが分かりません。言いたい事が沢山あり過ぎて何を書いたらいいのか。孫権は兄を助けようとしただけで、孫策は弟を助けようとしただけだというのに。弟のために体を差し出した孫策の献身が、どうしようもなく悲しくて辛くて。兄を助けようとしたのに返って傷つけてしまった孫権の心中が居た堪れなくて。どうしてこうなった。しかし予想通り弟庇って死ぬのな、孫策・・・。献身が必ずしも美しいとは思わないのですが、孫策の行動に心動かされた自分がいます。


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「黙れ!何がっ・・・何が悪い 命を掛けて家族を守る事のどこが下らない!!」


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「孫権 よぉく見ておけ これが孫一族の男の生き様だあっ!!!!」

この2場面には血が沸騰する程燃えました。
半泣きになりながら、燃え滾りましたとも!!!


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呂布のゴーグル(?)が割れる所なんて、一矢報いた!と涙腺崩壊ですよ。呂布好きの自分も流石に今回は呂布を応援する事は出来なかったです。




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「俺と戦え」と猛るも無謀に突っ込んでいく勇気すらも無い孫権。恐怖に震え、刀を呂布に向けて叫ぶだけで精一杯です。でも、今の孫権はまともに戦える様な精神状態ではないでしょう。元々戦いを好まない性質に加え、兄が目の前で殺された事で混乱していて、更に呂布という存在は純粋な恐怖そのものでしょうから。兎に角痛々しくて見ていられませんでした。
呂布に刀を向けて啖呵切っただけでも良くやったと褒めてやりたいです。


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孫策の最後の言葉を聞いた後覚醒した孫権。純粋に勇気を持ったのであって欲しいです。間違っても自棄を起こして堕ちたりしないで下さい。優しさを失わない君でいてくれ。

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