無窮の心配症「鑑識官２」プレイ日記９

ゲームや漫画やアニメの感想を垂れ流します

第8話「十手はめぐる」のプレイ日記です。私は「鑑識官２～新たなる８つの事件をタッチせよ～」という題名から8話構成だと思っていたんです。
そして、全ての事件を高評価で終えたらオマケシナリオが出るかもとか思っていたら、7話＋オマケ1話で8話という構成でした。うん、低価格ソフトにオマケシナリオとか求めるのは酷ですよね。しかし、8話と明言されているのに、その8話目がご褒美扱いで他の話のクリア評価が高くないと見られないという仕様にはいささか引っ掛かるものが。
しかも7話までと違って推理はほぼなく「読むだけ」。「クリア評価によってやれない人（8話のために他シナリオやり直ししてまで評価を上げない人）」の事を考えたら、力を入れたシナリオ構成にしてもってところはあるのでしょうが。

セキュリティ強化のために各職員の静脈紋を取ると秘書さんに言われて戸惑う識子。「急に困る」と反論するが原因が識子自身だけにぐうの音もでなくなってしまいます。セキュリティが穴だらけっていうのは確かに困りますよね。そのお陰で識子は南科研内に侵入出来た訳ですが、不審者が侵入しやすいって裏返しでもありますし。

とりあえず、昼休みにラーメンを食べに行く識子たん。店員のお姉さんが結構レベル高し！あらあら、うふふ系ですね。私結構細目のお姉さんキャラ好きなんですよー、需要は低そうですが。所長から連絡が入りラーメン屋から現場へ向かう識子。慌てていたので査之介を置いていってしまいますが。

謎の飛行物体というきな臭過ぎるものが事件に絡んでいると知って私が唖然としたのは言うまでもない。なんかいきなりレベルの低いシナリオになった様な。手抜き臭いと言うか、いい加減と言うか。文章も投やりくささがなくもないような。そして事件現場で来年若葉巡査が結婚するというおめでたい話が聞けました。おお、おめでとう巡査。式には呼んでくれ、次回作に美人の嫁さんが出てくるといいな。幸せそうな若葉巡査と並んでいるところが見たいね。査之介に相談したものの返事がない事で査之介をラーメン屋に置いてきた事に気付く識子。

視点は識子に置き去りにされた査之介の方に移ります。金ちゃんは学校の友達と寄り道してラーメン屋に。この中田中さんがレベル高くてびっくりしたら、他のシンプルシリーズの作品のメインキャラの一人のようで。グラフィックは使い回しなんでしょうね（笑）。査之介は金ちゃんの霊感が結構高いので見つからない様にと用心します。十手は金ちゃんに見つかった事でうまく南科研に帰る事が出来ました。

南科研で十手を探す識子。そんな識子に「十手？なにそれ？それより、夕飯、どう？」と食事に誘う芦茂さん。そしたらそれを受ける識子…って、えええええええええええ！？な、何で！？芦茂さんもあっさりOK貰えた事に驚いてましたが。
査之介も（識子どの！識子どの！）と話しかけるが無視されます。ここでの萌えポイントは査之介の反応です。「気付いて貰おうと話しかけた」ようにも「芦茂からの食事の誘いを受けた事に驚いた」ようにも受け取る事が出来ます。解釈は遊び手次第！ニヤニヤ

再び休憩室に入ってくる識子、今度は査之介に気付きますが芦茂の「お腹空かせておいてね♪」には（何言ってるのかしら？）と疑問符。ん～どういう事だ。
かと思うと再び査之介を置いていってしまいます。査之介も「そんなつれない事を」と言いますが無視。何かさっきから識子の様子が変だなー。誰もいなくなった休憩室で再びひとりぼっちの査之介の元へ寒川さんがやってきます。（うわあ、拙者の苦手な女同心でござる）って査之介の反応が可愛い。
寒川さんは好きですが、私も無表情系のキャラは苦手。感情の見えないキャラっていまいち良さが分からないんですよね。気持ちがストレートな子の方が良いです。そしたら十手を見て誰もいない事を確認した寒川さんが時代劇よろしくポーズをノリノリで決めてみます。意外とお茶目。しかし、急に現れた所長にビックリして、とっさに十手を隠してしまいます。

（ああっ急に暗くなったでござる…なんか柔らかくて暖かい？）

査之介、もげろ（呪）。そのまま寒川さんにどこかへ運ばれていく査之介。
（識子どのは今何を？）と終始識子の様子を気にしていた査之介に萌え。でも、寒川さんに運ばれている最中の査之介はやっぱりもげろ。

なんのかんのあって南科研に帰ってこれた査之介。どういう訳が所長によって綺麗に拭かれます、謎の行動。そして芦茂は「識子ちゃん夕飯何食べる？」と言うと識子は「何言ってるんですか、私は忙しいんです！」と一蹴。査之介が（哀れなり芦茂氏…約束していましたのに）と言うと識子は「約束なんかしていない」と言います。

さっき秘書さんが「所長が同時に二か所で確認出来る」と言っていた件もありましたし、「誰かが変装して科研内に入って来た」という結論に至ります。そんな事が出来るのは誰だと…。

第3話で出てきたビアンコ・加藤。そして今回の行動の動機は図らずも識子の十手についてしまった自分の指紋を拭き取る事にありました。

「ばかもーん！そいつはわしのニセモノだ！追え！」

銭形のとっつあんかお前は。（「ルパン三世」は第二シリーズが至高。第一シリーズも好き。カリ城は駄作。原作は未読）。こいつが所長に変装したビアンコ加藤かと思ったら普通に所長でした。識子ちゃんおっちょこちょいって怒られた、おっちょこちょいて（笑）。所長の口から出た言葉とは思えねえ。でも、シモーヌさんが識子の十手についていた指紋を取ってくれていたお陰でビアンコ加藤の目的は阻止されました。

ちょっと安っぽいドタバタ劇って感じだったけど、個人的にはこういうのも大好きです。識子＆査之介の絆というか、このコンビの仲良しっぷりが堪能出来て萌えたし。不満は~~俺の嫁~~景浦さんが出てなかった事でしょうか。