何度も書いていますが、また書きます。この二人について。結局同じ事繰り返し書くだけなんですけどもね。本編ネタバレしまくりです。
同じ事繰り返し書くのは、達哉が救われないから、救われる事がないから、ずっと同じもやもやを抱え続けているからです。そのもやもや吐き出すとなると、どうしても同じ事繰り返し書く事になっちゃうんですよね。結局リメイクでもたっちゃんは救われなかったですね。いや、やっちゃないんですが、リメイク版。でもおまけシナリオ以外シナリオ変更とか追加要素とか無いようでしたから、エンディング分岐もなかった様ですから、たっちゃんが救われなかった事は分かります。
前にも書きましたけど、エンディングが変わるのは駄目です。罪から積み重ねたものは罰のあの結末に至るためのものだから。あのエンディングだからこそ大感動して、いつまでも心に残る作品になったから。舞耶の事を全く知らない「こちら側」の達哉の前をゆっくりと舞耶が通り過ぎて、背を向けている舞耶の後ろを「こちら側」の達哉が過ぎ去っていく。ただ横断歩道を渡るだけなのに、あの数十秒に色々なものが詰め込まれていて、もう、うわああああああああ!達哉あああああああ!舞耶姉ええええええええええええ!涙腺崩壊。
大団円ではなく、ちょっと悲しみを含んだハッピーエンドだからこそ、大好きな作品になったのに、救済大団円を望むというものね。矛盾しているぞ。でもニャル野郎に矛盾矛盾言われようとも、救済を望む心に歯止めはきかないのです。取り敢えずフィレ野郎は殴るとして、ニャル野郎はどうしてくれよう(どうにも出来ない)。
どうしたら罰たっちゃんを救えるのか考え続けているんですけどね、どう考えても助ける手段がないんですよ。達哉は責任を果たしたら向こう側へ帰る覚悟を持って戦っていました。皆と離れたくない、一人は嫌だ、そんな思いで世界を目茶苦茶にしてしまった寂しんぼの癖に。たった一人で壊れた世界に帰ってしまった。まあ責任は取らなきゃいけないのかもしれませんが。全部たっちゃんのせいであるのは事実だし。でもさ、でもね、でも助けたいんですよ。行かないで欲しい。行かせたくなかった。せめて舞耶姉に「私もつれていって」と言って貰う事くらいしか出来ないのが歯がゆい。
「向こう側」の達哉が「こちら側」に留まるという事は、「こちら側」の達哉がいなくなる事に等しいですから、「向こう側」の達哉は居ちゃいけないのは分かるんですけども・・・。感情の方がその辺を納得してくれないんですよね。アー困った困った、切ないなあ。もし達哉救うのなら、「罪」の時点でイデアル先生が舞耶姉殺すのを止めないと駄目なんですよね。「罰」に至っている時点で、達哉はどうあっても救えない。
そして、クリア後数年して「罰」エンディング曲の「Change your way」の歌詞の訳を知って、また泣いた。余りにも舞耶→「向こう側」の達哉過ぎる。凄く前だけを見ていて、それがゲーム本編の描写と相まって、逆に切なさが溢れだす煮汁。
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