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ゲームや漫画やアニメの感想を垂れ流します

という訳でアセルス編のエンディングの感想です。という訳ってどういう訳だよ。しかし最近こういう世界観に浸る事を楽しむゲームやってないなー。私に時間的余裕がなくて、ざーっと流す様にゲーム遊ぶようになっちゃったのが原因なのですが。ぽんぽんゲーム買って、最初の方だけちょろっとやって積むゲームの多い事多い事。買うだけ買って、やりもしないゲームもあるし。買った事で物欲満たされちゃってね・・・。

そんな事はどうでもいいんですよ。続きからアセルス編ED感想です。

 


半妖エンディング
初回迎えたエンディングにして、3回連続で見たエンディング。アセルス編はエンディングが3種類あると聞いて3週するも全て同じエンディングに到達するというね・・・。

ハッピーEDだけど、3種類の中ではノーマルEDっぽい気がします。本編中語り部だったジーナが、エンディングにて子供や孫達にアセルスの冒険の話をしていたという締めに結び付いているのが非常に纏まりがあって良いです。

ジーナの息子(娘?)がアセルスの事を「母さんの永遠の恋人」と評しているのが良いですよね。百合的な要素を抜きに。このEDにおけるジーナに取ってのアセルスは、物語の中の王子様の様な、ファンタジーな存在なんですよね。「いつまでも若々しいアセルス様は私の青春の証です」の言葉の通り、ジーナに取って色あせない輝き続ける永遠の憧憬。その「閉じられた一瞬の輝き」に思いを馳せるというのは、非常に百合的なのですが、半妖エンディングではそういう百合っぽさは薄いですね。本当に純粋に「青春の1ページに思いを馳せている」という感じです。

アセルスがジーナに「最近来るのが辛いんだ、君の姿を見ていると・・・」と言ってからの、「私もジーナみたいなおばあちゃんになれたかもしれないのに・・・」「アセルス様、本当はそれが辛いのですね」の流れは本当に秀逸です。
素敵な年の取り方をして、家族に囲まれる素敵なおばあちゃんになるキャラクターって本当に魅力的です。好きなキャラが年を取るのを見るのは辛いという人も結構多い様ですが、私は老いる事も受け入れて、親になって、連れ合いと一緒に年を取って・・・みたいなキャラクターにはとてつもなく惹かれるので、自分の好きキャラが老いる事にもそれ程抵抗がないです。〇○〇○の〇○〇〇とか、△△△△OOの〇〇〇とかね、とても魅力的でした。

とてもとても素敵な年の取り方をしたジーナと、永遠の若さを手に入れたのに「老いる事」に惹かれるアセルス。その両方に強烈な魅力を覚えました。

そして、半妖は唯一の白薔薇EDになるのでしょうか?何かエンディング全部ジーナEDという気もしなくないですが(笑)。他のエンディングだとアセルス×白薔薇の「未来」がないからなー。作中あれだけ美味しい百合ん百合んの癖にエンディングのびっくり淡泊。もっと耽美なアセ薔薇な絡み見たかった。

白薔薇が闇の迷宮から抜け出せたのは良かったけど、その代りに誰かが閉じ込められたという事が気になって、ハッピーエンドなのに、喉に魚の小骨が引っかかったような気持ちの悪さもありました。本当に「サガフロ」って細かいところで作りが雑ですよね。

 

人間エンディング
見た当時から一番好きなエンディングです。アセルス編ハッピーEDの様な気がします。百合に男が絡むと発狂するワタクシですが、これをやった当時まだ百合には目覚めておらず、前述したように「素敵な年の取り方をするキャラ」に惹かれるため、エンディングの構成がツボ過ぎました。仮に百合に目覚めまくった今見ても、一番好きなエンディングになった自信があります。アセルスの生き方が余りにも魅力的過ぎるので。

半妖エンディングを3回連続で見て、「おばあちゃんになりたかった」というアセルスを見ていたので、そのアセルスの夢が叶ったのが素直に嬉しかったというのも大きかったですね。

おばあちゃんになって娘と孫に囲まれている写真と、子供達と一緒に写っている全ての写真が凄く凄く好きです。泣けます。ジーナと友人として付き合い続けていたというのも良いです。半妖EDでは憧れだったジーナと同じ様な生き方をして、そんな彼女と普通の人間として、友人付き合いしていたというのが、もうそれだけで感動です。

ただこのEDでも、人間に戻ったとはいえ、どうやっておばさんの家に戻れたのかという疑問が引っかかりましたが。そして半妖同様白薔薇復活も。

 

妖魔エンディング
真ジーナエンディング!という訳で、百合ですね。疑いようがないほど。バッドエンディングでもありますね。疑いようがないほど。耽美さ淫靡さは随一で、アセルス編の雰囲気が一番出ているのではないでしょうか。

バッドEDではあるのですが、あの退廃的な空気と、背徳的な空間が非常に癖になります。「永遠の宴」や「食いカス」「特別な人、初めての寵姫」「姫も百人でも二百人でも」等々。兎に角台詞に使われる言葉のチョイスが素晴らしいです。素敵。

あと、アセルスがオルロワージュの事を「あの人」と言っているのも地味にポイントだと思うんですよね。あれだけ傲慢なのに「妖魔の君」には例え自分が打ち負かせた相手でも敬意を払うというのが、高貴な妖魔らしくて。

アセルスの突き進む先にあるのは破滅しかない感じですが、そこ込みで魅力的なエンディングです。色々な寵姫を集める妄想が湯水の如く溢れてきます(笑)。寵姫にする方法の設定が余りにも美味し過ぎたのが悪い。あの妖魔アセルス様がどんな手練手管で乙女を籠絡するのかと思うと、ハァハァ止まりませんよ。

 
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» 迷宮について
はじめまして
通りすがり見たので、一言自分の考えを。

白薔薇の復活は、単にオルロワが倒れたことで迷宮の拘束がなくなったのではないかと。
自分は最後に白薔薇がいることへの違和感はありませんでした。
通りすがり 2016/05/30(Mon)18:23:45 編集
» Re:迷宮について
>>>通りすがり様

はじめまして、コメントどうもありがとうございます。

この事は全然気づきませんでした>単にオルロワが倒れたことで迷宮の拘束がなくなった
こういうプレイ後知って「あー成るほど!!」と納得するネタ大好きです。
でも矢張りプレイ当時気付きたかったから、子供でも事情を察せる程度の説明は欲しかったかもです(大人になってもコメント頂くまで知りませんでしたが)。
橘アキ(管理人) 2016/05/31(Tue)22:59:43 編集
» 無題
代わりにオルワージュかラスタバン閉じ込めてきたのでわ?
名乗る名はない 2018/03/07(Wed)22:34:00 編集
» Re:無題
>>>名無し様

オルロワ様は兎も角、何もしてないラスタバン閉じ込めるのはとばっちり過ぎてちょっと(笑)
(ジーナ幽閉とかはしましたが)
橘アキ(管理人) 2018/03/11(Sun)20:55:30 編集
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