無窮の心配症「SDガンダム三国伝」第46話感想

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物語が大きく動くための第一歩が踏み出されましたね。今回登場人物全員がほぼ不満なく格好良かったです。

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2月12日、13日にweb拍手下さった方々ありがとうございます。すごい沢山でちょっと驚きましたよ（笑）。

劉備はようやく主人公らしくなってきた。きちんと周瑜に対して礼を欠く事無く行動する劉備に感動・・・。成長したなー。今までは部下と言っても、関羽と張飛の義兄弟しかいなかったのに対して、趙雲や孔明といった部下もついたので、人の上に立つという自覚がちょっとずつ芽生えて来たのかなー。

劉備と孫尚香との再会。今回ようやくまともな絡みがある感じだったので、やっとフラグ立つかと思ったら、最初に会話したきり何もないんでやんの。・・・もしかして、劉備と尚香のフラグ一切無しですか？いや、無理に恋愛イベント入れる必要もないんですが（子供向けですし）。

尚香は飽く迄「女の子キャラ」というステータスのみで女児の関心を惹きつけるの担当なんでしょうかね？「女子キャラ」と「恋愛要素」は女児の気は引くけど、代わりに男児から嫌われる要素ですからねぇ。主力ターゲットが男の子である以上、男の子から嫌われる要素は排除した方が良いのは良いんでしょうが。しかし劉備と尚香の絡みにちょっと期待していた大人としては、ちょっとだけ残念でした。

そして、まだ立ち直っていなかった孫権にもちょっとびっくりしたよ。もう立ち直っているものだとばかり思っていたので。ただ、兄や父の死から立ち直りきってはいなかったものの、主張している事は劉備よりも孫権の方が真っ当でしたね。「父と兄の死から立ち直っていないせいで、臆病な判断しかしていない」っぽく描写されてましたけど。そりゃ戦力の無い劉備は何としても孫権達と手を結んで戦力増強を図りたいのでしょうが、現状でまだ曹操に江東を攻められている訳でもない孫権が戦争する理由はありませんから。

孔明が何か挑発して孫権を焚きつけて、劉備と剣を交える方向へと持って行きます。孫権（孫一族）が愚弄されて、ブチ切れる太史慈が格好良かったです。勿論、呂蒙と甘寧も。孫策が愛されているな、慕われているなと嬉しくなりました。周瑜だけは孔明の真意を知ってか黙っていましたけど。無気力だった孫権も流石に切れ

て劉備と一騎打ちへ。

「兄貴ー！さっさとそのボンボンをやっちまえー！」

「やってしまってどうする！」

「（兄貴が負けるか！）兄貴やっちまえー！」

「だからやっちまえじゃないっ！！！！」

この関羽と張飛のやり取りに萌え悶えました。張飛はあほ可愛いわ、関羽はお父さんだわ。何なんだこの可愛さ。特に関羽の保護者ぶりが堪りませんが、それを引き出す張飛のアホさも可愛い。

中々勝てない兄・孫権を見て「私が出れば直ぐ勝てるのに」とじゃじゃ馬ぶりを発揮する尚香も可愛かったですね。ただ、以前呂蒙と甘寧に捕まった時の事を完全に忘却の彼方へやっている様で（笑）。自分を捕まえるくらい強い相手を孫権兄ちゃんが倒して助けてくれたのに。尚香は今回もじゃじゃ馬お転婆ヒロインとしては可愛かったのですが、劉備とのフラグが全然立たなかったのが残念至極。