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ゲームや漫画やアニメの感想を垂れ流します

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この2話もまたやばかった。燃えるし、萌えるし。ただ21話はちょっと臭かったですが。来週が待ち遠しいです。いや、さ来週ですね、2話溜めてからまとめて見るから・・・。何故30分番組じゃないんだー!!2週分溜めてからでないと見られないのが辛いです。別に週一で見てもいいんですが、それだと短すぎますからねー。どうしたものか。


20話

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呂布にやられたけど、それ程の外傷ではなかった張飛。
あんなに心配したのに(笑)。しかし、張飛如きにこの程度の傷しか負わせられないとか、呂布さん腕がなまった?それとも手加減したのでしょうか。でも手加減する意味はないないですしね。


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劉備は徐州に火矢が射込まれてくる様を見て「誰がこの平和な地を攻めてきているんだ!」と言いますが、寧ろ平和な地だからこそ攻められているんだと思うんですが。平和で食料も豊富、挙句軍備がなされていないでは、他国に攻め込んで来いと言っている様なものでしょう。でも劉備は本当に武力何か持たなくてもいい「平和」な国が創りたかったんでしょうが。

託された徐州を守り抜くと吠え猛るも結局は多勢に無勢で逃げるしかなくなります。でも劉備は考えが甘いながら、その場で意地を張って無益な血を流させる様な男ではないので、ひとまず国を捨てて国民を守るために逃げる事を選択します。劉備はその局面局面においては正しい判断が出来るのに、大きく物を見る事が出来ないのが欠点ですね。まあそれが若さなんでしょうけど。取り敢えず
師匠の言っていた「龍の目で見る事」をまだ出来る様にはなっていないですよね。


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「逃げる者を討つのは男のやる事ではない」

「あなたは戦を求めて私の所に来たのでしょう!!だったら言う事を聞きなさい!」


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ギロリ

駄目だ、呂布。思っていた以上に部下としては使えない・・・。自分が戦いたい相手以外とは戦わないって言うのなら、本当に主君を持つ意味が分からない。適当に方々フラフラして強い男と戦えばいいじゃないですか。強さを盾に出たい戦でのみ戦って、あとは知らんって無責任ですね。まあ強いからこそ、こんな我儘が通る訳ですが。

しかし、個人的に呂布隊生存が嬉しかったという感情論を抜きにすると、呂布隊を生存させた意味が本気で分かりません。完全に呂布一人居れば物語的には支障がないですよね。彼らはこの先話に絡んでくるのでしょうか。必然性あって絡んでくるのなら良いのですが、この先呂布隊が話に絡めるとは思えないんですよね。


逃げる劉備達の元へ袁術自らが残党狩りに出てきます。呂布が「残党狩りなんてヤダヤダ!」と言ったがために皇帝自ら残党狩りするはめに。皇帝様お疲れ様です。女子供も連れての逃亡では、屈強な兵や馬を使う袁術軍から逃げ切るのは至難の業です。劉備達は時間を稼ぐから逃げろと言いますが、民にはその逃げるだけの体力も残っていませんでした。


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そんな彼らを助けたのは曹操!!!!つい先刻まで徐州に攻め入ろうとして劉備と刃を交えた男でした。そして劉備の考えの甘さを激しく糾弾します。


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「俺はただ民の笑顔が見たくて」

「笑顔だと!?どこに笑顔がある!?民から笑顔を奪っているのは袁術ではない お前だ!!!」


ここは曹操の言っている事の方が分がある様に感じられました。実際劉備は国も民も守れなかったのですから。しかし「平和とは武によってのみ成る」の一言で「いや、それは可笑しい」と思わせる辺りが実に曹操さんでしたが。途中までは理が通っているようだったのに、いきなり極論言って「それも間違っているよ」と思わせるとは曹操さんェ・・・。もっと言葉選びましょうよ。この人「覇業を成す男」として人を惹きつけても言葉で人を説き伏せるのには向いていませんね。


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「劉備 余の所へ来い」

曹操が劉備を助けた理由は劉備を手に入れるためでした。正直この台詞ぞくぞく来ました。数週間前までは「甘ちゃん」程度にしか思っていなかった劉備を欲しがる様になっていたとは。司馬懿に「流石の曹操様も劉備にはほだされましたか?」と言われ、その場では「何を馬鹿な」と言っていたくせに、その後劉備の事が気になって気になって仕方なくなったって事ですよね。

ここの何がきたって曹操みたいな男が他人を欲しがる事と、劉備に曹操程の男を惚れさせる魅力があったって事ですよ。劉備は発展途上で、特に今回軍備を整えていなかったがために、徐州を陥落させるという大失態を犯しましたが、そこを補っても余りある侠(おとこ)だって事ですよ。矢張り主人公はこうでないと!

で、曹操大好きで、上記の「余の所へ来い」には渋い声も相まってメロメロになって落とされたワタクシですが、じゃあ曹操に仕えたいかって言えば全然そんな気にはなれない辺りが曹操マジック。キャラとしては好きだけれど、間違っても主君にしたくはないタイプですよね。覇道を行く姿自体は滅茶苦茶格好良いんですけど。客観的に見ている分には楽しいけれど、関わり合いにはなりたくないタイプです。
 


21話

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曹操は劉備が自分の片腕となる事を条件に徐州の民の身柄を引き受ける事を提案します。更に関羽と張飛も将軍待遇で受け入れると言います。主人公がちゃんと主人公して人を惹きつけるのは良い事だと思うんですよ。自分は基本主人公贔屓なので、特にそう思うのかもしれませんが。

でも、曹操が劉備に惚れる過程が一切省かれているから少々「はしょられ過ぎている」と思わなくもないです。前に戦った時に一目置いているというか、気に掛けている描写自体はあったので、曹操に取って劉備が心に引っ掛かる存在というのは分かるのですが、再登場時いきなり「気になる」を超えて惚れていたのにはびっくりですよ!

流石に片腕として欲しくて欲しくて堪らない存在になっているというのには何かしらの説明が欲しい所。まあ過程素っ飛ばし説明無しでも、台詞やシチュエーションが胸にギュンギュン来るので「細けえ事はいいんだよ!」とも思うんですけどね。でも、過程素っ飛ばしでも意識飛びそうな程熱いからこそ、過程があったらどれ程の熱さかと思うと、それはそれで勿体無くてなりません。まあクドさがないからこそ、美味しく感じているのかもしれませんが。


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劉備は徐州が落ちたのは自分の甘さのせいだと自分を責めます。そして、民を守るために民への思いを捨てる事、情けを捨て非情になるという曹操の条件を飲もうとします。「そんな事したら兄貴が兄貴じゃなくなる!!」とその事に激しく反発する張飛。しかし劉備は「自分の甘さが皆を傷つけたなら俺は変わらなきゃ」と大分思いつめている様子。この辺りになると私も何が正しくて間違っているのか段々分からなくなってきました。いや、どう考えても曹操は可笑しい事言っていると思うんですが、劉備に感情移入し過ぎて正常な判断力が損なわれていっています。



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鬼髭
関羽は何があろうとも義兄である劉備への忠義に生きる様で、劉備が曹操に仕えるのも、民への思いを捨てるのも快く思わなくても劉備に着いて行くと決めている様です。張飛に「いいのかよ!?」と言われると「良くはない」と答えるものの、劉備のやり方に口を出す気はない様ですね。逆に張飛何かは口出ししまくりですが。
折檻するのが忠臣か、黙って従うのが忠臣か、この辺が主従愛の難しい所です。



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劉備は曹操に従うか否かの返事をしに行きます・・・
て、
こえええええええええ!!!!
こんな四方八方曹操の幹部達に囲まれた状態で返事するとか恐いわ!!
拒否出来ないだろ、常識的に考えて。


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劉備が民を捨てるなんて事しないのは分かっていましたが、それでも曹操に返事をする(関羽達が乗り込んでくる)までの間心臓バックンバックンいってやばかったです。「劉備、駄目だ!!曹操に従っちゃ駄目だ!!」って手に汗握ってましたよ。なに子供向け番組に異常に熱くなっているんだ、私は。



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徐州の民の「許昌に居られなくて良い!劉備達の様な良い領主様は初めてだ!」という言葉に胸打たれた劉備は曹操の誘いを断ります。
「俺はやっぱり捨てられない!」
静かだけれど力強いこの言葉に胸が震えました。そうだ、劉備、お前はそれでいい!!


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断ったら切り捨てられるのではと冷や冷やしていましたが、曹操達は特に何もしてきませんでした。司馬懿などは冷静に「あの様な軟弱者、我が軍には向きません。捨て置くのがよろしい」と言い放ちます。捨て置くのか、結構心が広いなー。覇業に付き合うくらいだから協力しないなら殺すくらいの人らばっかりかと思ってましたよ。

しかし、曹操は随分と劉備にご執心の様で「(性格の甘い所はともかく)兵としてのあいつを傍に置きたい」と劉備の事が諦めきれない様子。曹操が執着する程劉備ってそんなに強かったっけ?確かに手も足も出なった曹操と戦える様にはなっていたけど、特別強いって事もなかった様な・・・。
矢張り若干の描写不足感は否めないですね。その時のキャラの強さや、性格が把握しきれません。その欠点を補っても余りある程、面白いし、登場人物魅力的だし、燃えるし滾るし、萌えるし身悶えるから良いのですが。


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とりあえず、
徐州の民の劉備への発言から、民に余り慕われていなかったっぽくなってしまった陶謙様に泣いた。
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