外道丸×沙紀に転んだのは、外道丸の片思い発覚が切っ掛けでした。それまではカプ萌えはなく、「この幼馴染達可愛いな~」とキャラ同士の掛け合いや可愛らしい関係を微笑ましく見ているだけでした。本当に純粋に台詞のテキストが良かったので。登場人物の感情の流れや、心理が本当によく分かる、秀逸な文章だったんですよね。台詞回しやキャラ造形が好みだったというのも勿論大きいです。
で、全員大好き!だったのですが特に、沙紀ちゃん好き!一目惚れしてゲーム買ったけど正解だった!性格は期待以上の可愛さだった!外道丸好き!パーティーの兄貴キャラ好きだ!
という傾向があったので、この二人のカプ要素が発生してもうバリバリバリーン。
外道丸が沙紀に気があるとプレイヤーに発覚しても、外道丸と沙紀は今までと同じ関係のまま、今までと同じ様に旅を続けていきます。まあ当たり前です。プレイヤーは外道丸の過去回想でその事実を知るけれど、外道丸は7年前から今まで変わらず沙紀の事が好きで、プレイヤーに恋心発覚する前段階から沙紀の事好きな訳ですから。だからプレイヤーに外道丸の恋心が顕露したからといって、作中で突然外道丸の沙紀への態度が変わる様な不自然な事態にはならない。
そう、そんな不自然な事にはならないのですが、外道丸×沙紀に萌えてしまったこっちとしては、不自然上等でげどさきイベント見てええええ!という欲求高まって偉い事に。
外道丸もアプローチしなくないけど、積極的に好意を主張する事はしないんですよね。だからこそ、過去回想まで外道丸→沙紀には全然気付かなかったし。回想イベント以外だと外道丸が沙紀に二人きりで任務に行こうと言って「なんだよ、照れる事ないだろ」って言う下りと、パーティー離脱時に沙紀に「お前も来いよ」って言った所くらいでしか、外道丸の沙紀への特別な好意って見えないんですよね。
好意的ではあるし、当然仲良しでもあるんですよ。兄弟同然に育った幼馴染だからお互い大切に思い合ってもいる。でも本当にお互い「家族」として「仲間」として大事に思い合っているだけで、そこに異性愛がある様に見える描写ってほぼ無いんですよね。本当にそれこそ綾のイベントの過去回想が無ければ気付けない以前に、外道丸が沙紀に恋愛感情があると読み取れないレベル。
外道丸と沙紀がお互い大切に思い合っていて、掛け合い自体は凄く可愛くて、でもイチャイチャはないというのが、オタク的にすっごい美味しい訳ですよ。この飢餓感が、「この二人のニヤニヤの掛け合い見たい!」という欲求が、どうしようもなく二次補完欲求を刺激してくれる訳ですよ。
公式が充実しているのもそれはそれで大好きなのですが、公式がちょっと物足りないくらいの方が、私としてはオタク的に燃え上がって、好きの熱量が上がります。正直この飢餓感からくる萌えが堪らん(笑)。
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