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ゲームや漫画やアニメの感想を垂れ流します

ネタバレ有りです、ご注意を。
俺達がガンダムだ!!!!


 
今回は刹那とマリナの事だけです。Cパートでの感動をつらつらと。

刹那とマリナが抱き合った時、今まで二人が辿って来た2期分の過程がフラッシュバックして色々な思いが胸の中に溢れました。そして二人の繋がりの深い人間愛というか、絆って言葉でも足りないものを感じました。二人はとても強く繋がっていたのだと。2期が始まって少しの間は「刹那とマリナはどんな風な過程を経てくっつくんだろう」とか思っていたのですが、見ている内に「この二人で描きたいのは恋愛ではないな」という事を感じてくっついて欲しいという意識自体なくなりました。寧ろ恋愛関係には落ち着くべきではないと思うようになりました。


マリナの年老いた姿には少なからず抵抗を覚えた人もいそうですね。特に若年層。私自身もし思春期以下だったらショック受けていた可能性が高いです。でも私はマリナ老化肯定派です。由は主に三つあります。


一つはマリナの言ってきた事、してきた事が年をとる事で厚みを増したと思うからです。マリナは理想主義的なところがありました。対話と言っても話が出来ない相手だって当然いますから自衛のために武器を取らねばならない事だってあります。彼女の言っている事やっている事は綺麗事、理想主義と糾弾されても仕方の無い側面はありました。特に2期の19話の銃を持たないという行動は結構顰蹙を買っていましたよね。

しかし私はあそこでマリナが銃を取らなかった事に安心しました。物語上の立ち位置が「平和・反戦の象徴」である彼女が銃を持ってしまっては、今までやって来た事が全て無に帰してしまいますから。彼女は「対話」を謳い続ける以上、非暴力を貫かねばなりませんでした。その彼女のキャラがあそこでブレなくて本当に良かったと思いました。そして彼女がああやって年を取ったからこそ、尚の事彼女があの時銃を持たなくて良かったと心から思いました。

何十年も掛けて刹那が辿り着いた答え、「マリナが正しかった」という事。刹那が最後に取ったマリナの手は、「対話」を訴え非暴力の姿勢を貫き戦い続けた、長い時間を掛けて非武装で非力である事がとても強いという事を証明してきた、慈愛に満ちた手です。


私がマリナが年を取った事を肯定するもう一つの理由は、単純に刹那とマリナが恋愛関係ではなかった事と、それ以上のもっと深い絆で結ばれていた事が分かり易く見えたからです。まあ、若いままでも刹那もマリナも超然としたところがあるので恋愛を匂わせないとは思うんですけどね。


最後の一つはこれも単純に年を取る事を受け入れて、子供達に様々なものを残し、自分の人生に満足して残り少ない余生を心穏やかに過ごしている人にとても魅力を感じるからです。マリナは本当に良い年の取り方をしたと思います。


ただちょっと不満もありまして、刹那がマリナを全肯定しているのには若干引っ掛かりを覚えなくもなかったです。マリナも「刹那も間違っていなかった」と言っていましたが、間違っていない≠正しいですからね・・・。まあ、平和的手段を訴えていたマリナが武力的手段を用いていた刹那を全肯定してしまうのはまずいっていうのは理屈としては分かるんです。分かるんですが、微妙に気持ち悪い。刹那が「マリナの言っていた事も正しかった(=自分も間違ってはいなかった)」という意味合いの事を言っていれば、引っ掛かっていなかったと思うのです。刹那が自分を否定してマリナ全肯定したのは矢張りちょっとね・・・武力だって必要な側面はあった訳ですし。


でも、そんな不満を吹き飛ばす程、長い時間が掛かったけれど最後に分かり合えて抱擁し、武力が必要なくなったため花に埋もれたガンダムの映像から来る感動は凄まじいものがありました。これで終わりだと思うと寂しいのですが、これ以上ないフィナーレでした。


 
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» 無題
今日見てきました。
テイルズオブファンタジアのダオスを思い出しました。
とーりすがり 2010/10/24(Sun)23:53:20 編集
» Re:無題
>>とーりすがり様

そういえばダオスもエンディングで咲いていましたね
橘アキ(管理者) 2010/10/26(Tue)22:02:10 編集
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