非常にどうでもいい話です。当時個人的にすごく衝撃を受けたので、何となく書いておきたくなりました。
かなりキツイ話でした、全体を通して。2はダーク要素やさらっと残酷な要素があっても、ほのぼのの皮を被って(笑)割と笑いに昇華されていたり後味悪くない様にされていたと思うのですが、3って普通に暗くて残酷で、結構後味が悪かったので、最初の内は2との落差みたいなものに大変戸惑いました。進めていく内に「ああ、マザーだなあ」って感じにはなっていきましたが。
具体的にはリュカが主人公になった辺りからですかね、「マザー」だなあと思い始めたのは。フリントが主人公だった時は「子持ちの父親とか感情移入しにくい」と思いましたし。でも、ダスターは割とすんなり感情移入というか、主人公として受け入れられたんですよね。同じおっさんキャラでも、「主人公の父親」と「(後々)仲間になるキャラを一時的に主人公として操作している」という、私がそれぞれを操作する上での認識の違いが感情移入度の差になったと申しますか。あと、フリントは最初からリュカを操作すると思っていたのに、フリントを操作する事になった戸惑いがあったのに、ダスターはフリントの操作というワンクッションがあった上での操作だったので戸惑いが少なかったという影響もあるでしょう。
それでは当時衝撃を受けたという本題についてです。
仮面の男の正体がクラウスだという事は、敢えて隠す構成にもしていなかったので、遊んでいた人全員分かっていたでしょう。だから、仮面男の正体そのものには衝撃はありませんでした。でも私はクラウスが何故敵対するのか分からなかったんですよ。洗脳されているとかいう発想は全く出てこなかったので(笑)、母親が死んだ事をリュカのせいだと逆恨みして襲ってくるのかなーとか、記憶喪失でリュカを敵だと思っているのかなーとかしか思っていませんでした。要するにクラウスは自発的に自分の意思でリュカと敵対していると思っていたんです。だから、説得してリュカを許して仲間になるのだと信じて疑わなかった。
なのでラスボス戦は納得がいかなかったんですよね。泣きそうになりながらクラウスと戦いました。リュカが攻撃出来ずにどうしいたらいいのか分からなくなっている様とか、もう・・・。ヒナワの霊がクラウスに「もう疲れたでしょう。お母さんのところにおいで」という呼びかけをしたことが何よりも納得いかなかった。確かにクラウスは酷い事をしたし、正気に返って反省させるべきとは思いましたが、何もヒナワの所に行く必要はないだろうと。だからあのクラウスとお別れする最後は心底納得がいかなかった。
そうしてクリアしてしばらくたってから、第一章で行方不明になった時点でクラウスが死んでいたという事実を知った時、最後のヒナワの台詞が腑に落ちて、物凄い衝撃を受けました。すでに死んでいたのなら、ヒナワがああいうのも当然ですよね・・・。
しかし行方不明になってから父親は毎日探していたのに、行方不明になった当時にもう死んでいたとか・・・。プレイヤーには敵対関係とはいえ、もう一人の主人公みたいなものだから最終的には帰ってくるはず!と信じさせる構成なのに、「死んでました」とか。真剣にエグい・・・。でも好き(笑)。
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